節分の朝は非常にいい天気でした
ご来光が普段以上に神々しく感じて思わず一枚
光の加減もあり、まるでお大師様が実際に来られたかのような一枚が出来上がりました
2月3日の開白より、9日の結願に至るまで毎日お参りに来ていただいた方には感謝の念が絶えません。
やはり、1週間という時間は短いようで長いようで、やっぱり短いのですが、終わると良い時間だったなーという思いと共に、ホッとした気持ちが出てきます
まぁ、気持ちが緩んだので、本来なら9日に書くはずのこの記事を11日という今日書いているのですが、そこはご容赦を
写真で見えている右側が私(副住職)です。護摩の火を上げるサポートをしております。
そして手前に座ってお勤めを行っているのが、光明寺の住職の父になります。
そして、奥に見えるのがこの日のメイン。
風呂敷加持(ふろしきかじ)というものを行っている広島の安楽坊さんです。
風呂敷加持というものは、護摩のお勤めでできた火というものは非常にご利益があるとされているのですが、それをなんと火種を取り、風呂敷の上に轢いてある檜葉の上に乗せ、くるんでしまって、その温かみをお参りの方に直接あてることによって、仏様の温かみ(私たちは仏の慈悲の暖かさと言っています)を感じていただく、というものです。
なかなか簡単そうにしてくれるこの風呂敷加持ですが、簡単なだけに難しく、上手に行ってくれる人というのは意外と少ないのです。
その点、安楽坊さんはベテランなうえに手早く、そして盛大に(ここ大事ですw)行っていただけるので、安心してこちらもお任せできています。
このように初めてのお参りの男の子も、無事に加持をしてもらえて、この後非常に満足している様子でした。
お勤めが終われば、無事にお話しとなるのですが、この日はスポットの光が逆光になってしまい、皆さんに後光が当たっている構図になりました。
いつもなら、安楽坊さん、そして、神戸の一言寺さんというお手伝いしていただく方からもお言葉をいただくのですが、なんとこの日は一言寺さんが欠席ということで、その代理で来てもらったのは、一言寺の副住職、お子さんです。
私の二つ下になるのですが、お勤めの時の太鼓は上手に叩くわ、人当たりもいいわ、そして、最後の挨拶で慌てるのかと思いきや、非常に素晴らしい挨拶と自己紹介、そして光明寺の感想を言っていただき、来ていただいてる方々はみんな大喜び。
そして、その話を聞いていた光明寺の住職の目にも涙がほろり
どうやら、子供のころから知っているので、大きくなってくれた姿に感動したようです。
思わず、負けたな、と思った次第です。
そんな一言寺の副住職さんですが、どうやら光明寺のお勤めに感動してもらった様子。
光明寺のお勤めは、お坊さんとお参りの方みんなで作っているので、一体感が全然違ったそうです。
そう言っていただけるお勤めになったのも、みなさんが早朝の中なのに、たくさんお参りに来ていただいたおかげでございます。
日ごろからのご尽力に改めて感謝します。
今年も一年、皆様の星と共に運勢が良い一年になるように、光明寺よりお祈りしております。