4月の行事予定と土砂加持法会のご案内

皆さまこんにちは。副住職の隆照です。

暖かくなったかと思えば、まだまだ肌寒い日もあり、春の訪れを感じつつも体調管理の難しい時期となっております。

さて、4月の行事予定と、春の大切なお勤めである「土砂加持法会」についてご案内申し上げます。

■4月の予定

4月 4日(土) 土砂加持法会    午後1時〜

   10日(日) 奥の院護摩祈願  午前10時〜

   21日(土) 本堂護摩祈願   午前10時〜

   23日(木) 写経の日     午前10時〜15時

   25日(土) 副住職のお勤め  午後6時〜

春の土砂加持法会について

4月4日(土曜日)は、春の「土砂加持法会」を執り行います。

この法会は、皆さまのご先祖を供養する大切なお勤めです。

「土砂」とは何かと申しますと、真言宗ではこの世界のすべては「地・水・火・風・空」という五つの要素(五大)から成り立っていると考えられています。

その中でも「地」はすべてを支える根本であり、その象徴が土です。

この土に、光明真言をお唱えしながら仏さまのお力をいただくことで、功徳を宿した土となります。

それをお墓やご先祖に手向けることで、亡き方の業を浄化し、安らかな世界へと導くご供養となります。

また、この功徳はご先祖だけでなく、今を生きる私たち自身にも及ぶとされております。

日々の中で積み重ねてきた様々な思い、良いことも、そうでないことも含めて、すべてを静かに見つめ直す機会としても、大変意義深いお勤めです。

どうぞこの機会にお参りいただき、ご先祖とご自身のために、光明真言をお唱えいただければと思います。

■土砂加持法会 詳細

令和8年4月4日(土曜日)

午後1時より 御法話(本山布教師 田中宣照僧正)

午後2時より 土砂加持法会

四国遍路のご報告

去る2月27日、第8回目となる四国遍路に行ってまいりました。

今回は愛媛県松山・今治方面の札所を巡り、日帰りで10ヶ寺の参拝を行いました。

早朝より出発し、順調に巡拝を重ねながら、昼食には新鮮な魚を使った寿司定食をいただき、皆さま大変喜ばれておりました。

午後からは雨も降り出し、傘を差しながらの巡礼となりましたが、声を掛け合いながら無事に57番札所までお参りすることができました。

ご参加いただいた皆さま、お疲れさまでした。

次回は5月28日を予定しております。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

お彼岸が近づいてまいりました

皆さまこんにちは。副住職の隆照です。

お彼岸が近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今年の冬は、なかなか気まぐれな天候でしたね。

大雪に悩まされたかと思えば、急に暖かくなり、立春を過ぎるとまた寒さが戻る。体がついていくのもなかなか大変な冬だったように思います。

そんな気候の影響か、我が家でも長男が風邪をひいてしまいました。お彼岸前ということもあり、「もしかしてインフルエンザではないだろうか」と少し戦々恐々としておりましたが、どうやら普通の風邪だったようで、現在は快方に向かっています。親としては、まずは一安心といったところです。

さて、そんな中でお彼岸が近づいてまいりました。

以前からこのブログでも書いておりますが、お彼岸とは季節の境目の時期です。暑さ寒さが入り混じる、どこか曖昧な季節の変わり目です。

昔の人は、この「曖昧さ」をとても面白く表現しました。

この世とあの世の境目も少し曖昧になり、ご先祖さまが冥界の門番の目をくぐり抜けて、こっそりと帰ってきてくれる。そんなふうに考えたのです。

なんとも人間らしい、そしてどこか温かい想像ですよね。

仏教やご先祖供養というものに、どのような意味があるのだろうか。これは私自身も、折に触れて考えることがあります。はっきりした答えがあるわけではありませんが、日々の中で「もしかすると、こういうことなのかもしれないな」と感じる場面に出会うことはあります。

最近よく思うのは、家にお仏壇があり、お墓参りをしている家庭の子どもたちは、なんとなくにこやかで、優しそうに見えることが多いということです。

もちろん、お仏壇がない家の子どもが優しくない、ということではありません。そんな単純な話ではないのですが、仕事柄、どうしてもそういうところに目がいってしまうのかもしれません。

無理やり理由を考えてみるなら、姿の見えないご先祖さまや亡くなった方に対して、ご飯をお供えし、手を合わせる。そういう行いが、人を思いやる心の練習のようになっているのではないか、と思うことがあります。

言ってみれば、人助けの小さな練習のようなものかもしれません。

もちろん、これは何の科学的な根拠もない、私の勝手な想像です。ただ、手を合わせることで、そのご縁やおかげが子どもや孫たちに巡ってくれるのだとしたら、それはとても嬉しいことではないでしょうか。

これからの時期は花粉も多く、寒暖差も激しくなります。花粉症の私にとっては、少しつらい季節でもありますが、皆さまもどうか体調にはお気をつけてお過ごしください。

そしてお彼岸の折には、ぜひお墓参りに足を運んでみてください。

ご先祖さまも、きっと喜んでくださることと思います。

第222号 まあるい心

令和8年2月23日発行

「魔法の薬・陀羅尼助」

皆様は「陀羅尼助・ダラニスケ」というお薬をご存知ですか?「ダラニ」とはインドの昔の言葉「梵語」で、仏様にお唱えする祈りの言葉、つまり真言のことをいいます。お経は仏様の教えを説いたものですが、真言とは精神統一して御仏を祈るための呪文です。「南無大師遍照金剛」や「南無阿弥陀仏」なども真言の一つです。陀羅尼助は薬草を煎じて作られたお薬なのですが、この際に、薬がよく効く様にと「陀羅尼」を唱えながら作られたことからこの名前が付いたと言われています。

また、お坊さんの勧めで、陀羅尼を読むのですが、あまりにも長いものだと、眠気に襲われるからと、苦い陀羅尼助を口に含んで、眠気をさました、などの説もあります。

「良薬口に苦し」などの言葉がありますが、陀羅尼助はお大師様が唐より持ち帰られた製法で作られた漢方の万能薬であります。私は今でもお腹の調子が良くない時にはこれに頼っています。お大師様が伝えられたことは、お経だけでなく、こうしたお薬や筆、土木建築工法などが今も尚使われています。

3月21日はお大師様が御入定された「正御影供・ショウミエク」です。どうぞ光明寺にお参りいただき、お大師様に感謝のお手を合わせてみませんか。

※土砂加持法会のご案内

4月4日は光明寺の春の法会「土砂加持法会」が行われます。1年に一度のご先祖を供養するお勤めであり、新精霊のお家の方は特に位牌をお作りして供養することをお勧めしておりますので、ご検討ください。

令和8年4月4日(土曜日)

午後1時より ご法話 「本山布教師 田中宣照 僧正」

午後2時より 土砂加持法会

3月の予定

3月 8日(日) 奥の院護摩祈願   午前10時〜

   14日(土) 御詠歌の稽古   午後1時〜

   21日(土) 本堂護摩祈願   午前10時〜

   17日(火) 写経の日     午前10時〜15時

   28日(土) 副住職のお勤め  午後6時〜

   29日(日) 土砂加持前清掃  午後1時〜

          (西有年地区担当)

4月 4日(土) 土砂加持法会    午後1時〜