若返りの光明寺?

皆さんこんにちは

副住職の隆照です

今月も21日では無事に護摩のお勤めが行われましたが、いろいろ嬉しい動きがありました

まずは何と言っても、いつも来ていただいている夢前町の真楽寺さんが今回若返ったことでしょうか

いつも来ていただく住職さんは、今回法事がありこれないとのことでしたが、代わりに副住職が来てくれました。

お勤めが終わってから、皆さんに一言挨拶をしてもらいましたが、新鮮味があって皆さん興味深々なご様子

この副住職さん、実は私の一個上でお互い小さな時から知っている仲になります。

去年あたりまで高野山でお勤めをされていまして、何と高野山全体の儀式を執り行う部署に在籍しており、現場監督レベルまで出席しておりましたので、皆さんの中にも高野山での行事に参加されたことがある方は、知らず知らずのうちに彼の取り仕切る場面を観ていたかもしれません。

そんな倉本大雅さんですが、非常に人当たりが柔らかく、話しやすい雰囲気をお持ちですので、是非話しかけてみてあげてくださいませ。

もう一つ新しい動きとしては「有年まちおこし隊」という活動をされている方が来てくださり、光明寺の情報を発信してくださるとのことで、ウチのお寺も有年の魅力と思ってくださるそうです。

いろんなご縁がつながりますねー

有年の発展に協力できるなら、是非ともお手伝いさせていただきたいものです

奥の院の護摩はお釈迦様

皆さんこんにちわ、副住職の隆照です。

今年の冬は厳しい寒さが続きましたが、幾分か冷え込みも和らいできてくれているのではないでしょうか?

とはいえ、三寒四温、暑さ寒さも彼岸までというように、来週はまた冷え込むようですから、身体の調子は油断せず整えていきましょう。

冷えは万病の元と言いますからね。

光明寺でも、年末に来てくれた嫁さんには、家族一同身体を冷やさないように気をつかっておりまして、住職などは新しい娘が可愛くて仕方ない様子で、ウチで一番若嫁のことを気にかけているのは、もしかしたら旦那の副住職ではなく、住職の方かもしれません(笑)

そんな光明寺ですが、節分も無事に終えることができまして、申し込んでいただいた皆様の手元にはお札が届いている頃合いでしょうか。

節分が終われば、少しお寺としてはホッとできる時期に入ります。

そんな中で行われた毎月第二日曜日の奥の院の護摩も、私たちの気分を反映してくれたのか、非常に気持ちの良い陽気の中でホッと行うことができました。

お堂に向かって手を合わせているのは若嫁さんです。

先月はお寺の都合で、奥の院のお勤めには欠席になっていたので、参拝の皆様とは約二ヶ月ぶりの顔合わせ

皆さんにこやかに受け入れてくれておりました。

なかなか若嫁本人は、もっとテキパキとお手伝いをしたかったと、行事があるたびに毎度悔しがっておりますが、なかなかそこまでやり切るのはまだまだ難しい様子。

まずは皆さんの輪の中に入れていただくことが第一歩といったところでしょうか。

そんな若嫁さんの頑張りは置いておきまして、お勤めが終わった後の住職の話はお釈迦様の入滅(亡くなるとき)のお話でした。

と言いますのも、この2月15日というのはお釈迦様が亡くなった日でして、高野山の上では、毎年2月14日の夜から15のお昼まで夜通しのお勤めを行います。

それにちなんで、お釈迦様のお話を毎年しているのですが、今年は四句の偈のお話でした。

これは聞いたことがある方もいらっしゃるのではないかと思いますが、「一切皆苦」「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」というものです。

詳しく言いすぎると長くなってしまうので掻い摘んでですが、この世は私たちが思っているほど上手くいくことの方が少なくて、変わらない物や関係などあるはずもなく、時間や世界というのは私たち個人とは関係なく流れていくので、それを認識できて理解できれば、生きながらにして涅槃、とても楽な意識で生きていけますよ。ということです。

お釈迦様のすごいところは、当時国のお金を使って、大真面目に国王が不老不死の方法を探っていたような時代に、そんなものは無い!と自然の法則を理解して言い切ったところだと思います。

そんなお釈迦様の理解された四句の偈、これは2600年経った今でも私たち人間にとっては変わることのない真理だと思って、私はお坊さんに励んでおります。

お釈迦様の、このお話は毎年言っていることですが、毎年自分の中でも新たな気づきがあるから不思議です。

掛かっているお軸は、お釈迦様の入滅の時のお軸です。

光明寺では、今週いっぱいはこのお軸をお祀りしておりますので、どうぞ皆さんお参りして、ご覧になられたい方はお越しくださいませ

節分の様子、YouTubeで公開中

皆さんこんにちは

副住職の隆照です。

ただいま光明寺は節分の護摩祈願の真っ最中ですが、このコロナ禍の中でお参りできない方々のために、護摩のお勤めの風景をダイジェストでアップしました。

動画としては、動きも少なく字幕もほとんど入れてないので、退屈な動画に仕上がっておりますが、毎朝の様子が伝われば幸いです。

申し込んでいただいたお札は、この動画と同じことを一週間行い送らせていただいております。

なお、この動画は二月いっぱいで削除するつもりです。

節分は奇跡の晴れ間

皆様こんにちは

今年も節分の星祭が始まりました

このご時世の中でしたが、多くの方が参拝してくださり、光明寺も可能な限りの感染対策の元、お勤めを行えました。

嫁に来てくれた若奥さんも、皆様を迎えようと頑張ってくれていました。

星まつりとは、一年の私たちの運勢をつかさどると言われる星に対してお勤めをしまして、良い運勢なら尚良く、悪い運勢ならば無難に過ごせるようにとお願いするお勤めです。

光明寺では、毎年節分から一週間の間皆様に申し込んでいただいたお札を、護摩のお勤めで祈願して、後に送ります。

普段とは少し違う本堂の形になっております。

このように、申し込んでいただいたお札は壇の上に一週間鎮座されます

この状態で護摩のお勤めを行うので、当然お札にはいろんなものが付きます。

護摩の火で上がった灰、煤、また護摩のお勤め独特の匂いも染み込みます。

もし、お札を申し込まれた方がいらっしゃれば、手に届いたお札の匂いを嗅いでみてください。

たくさん護摩の功徳が染みついた匂いがするはずです。

その香りと共に、お札に込められた力が悪い運勢から守ってくれるはずです。

護摩のお勤めは、毎朝7時より八日まで続きます。

興味ある方は是非お参りくださいませ