随分と長い間更新をさぼっておりまして、申し訳ありません
実はこの間に子供が二人に増えました
10月23日に無事産まれてきてくれて、我が家は賑やかな6人家族となりました
この半年間は妻の悪阻もあり、なかなかブログまで手が伸びない状況でしたが、出産が終わって気持ち的にも、なんとか物書きが手に着く状況となりました
光明寺の状況はといいますと、この春よりコロナで中止しておりました団体参拝を復活させました
長らく時間が空いたので、せっかくですから四国のお遍路参りに行こうと公募を募ったところ、たくさんの方に申し込みをいただきまして、1回より2回、2回より3回目の方が人数が増えていっているという状況です
今は徳島県をお参りし終えまして、次からはいよいよ高知県に入って行こうかというところです
この団体参拝を始めるにあたり、私もマイクロバスを運転可能なように免許を取り直しまして、運転手は私という形で行っております
基本日帰りで行っているのですが、今度から高知県に入るということで、どこまで日帰りでいけるか?と頭を悩ましながら計画を立てております
前回光明寺で行ったのが平成17年のときですが、その時とはやはり顔ぶれが一新しておりまして、世代交代とはこういうことなんだな、と感じながら行っています
バスの道中で住職が「回向」についてのお話しをしましたが、読み方は「えこう」です
回向とは思いを届けて巡らせるという意味で、私たち僧侶からすると馴染みの深い言葉になっています
お仏壇に向って手を合わせるのも回向といいます
これは亡くなった方への思いを届けて、それだけで終わらせず、生きている私たち皆に良いご縁として巡っていきますようにとお勤めをしています
二人に増えた子供ですが、まだ生後1週間の弟が泣いていると、お兄ちゃんがだれに教えられているわけでもなく、頭をなでて、自分の宝物のどんぐりを分け与えています
まるで「これあげるから泣き止めよ」と言っているように
こんな姿こそ「回向」だなと感じさせられました
お兄ちゃんの優しさを受けて大きく育って、今度は弟が他の人に優しい思いを向けてあげてくれれば、思いは繋がっていくと感じました
子育てはこちらが教えらが教えられることが、ホントに多いです
これからも更新と子育て、そしてお寺のことと頑張っていきます
また閲覧していただけると嬉しく思います