メリークリスマス

一気に寒くなったようで、皆様いかがお過ごしですか?

光明寺では12月のお大師様の縁日の護摩も無事に終わり、新年の準備に大忙しで追われています

良く冷えた日の朝方、赤穂では久方ぶりに雪が積もりました

クリスマスの日にお参りで、檀家さんのお宅に上がらせてもらっていた時、サンタさんのクリスマスの話になりました

ちょっと皆さん興味がある内容かなと思ったので少し

私たちお寺は一般にクリスマスなどの多宗教の行事は行わないと思われているかたも多いかもしれませんが、そんなことはありません

・・・もちろん、他所が嫌いで行わないというお坊さんもいるとは思いますので、断定はできませんが(笑)

我らがいつも手を合わせている弘法大師空海さまは、名前や姿かたちは違えども、この世の中に存在している宗教は、方法論や言い方が違うだけで、すべては同じゴールに向いて歩いていると言われました

ですから、クリスマスのお祝いも行って大丈夫ですし、もっと言うなら、そのお祝いで日ごろの感謝や反省ができれば、もっと良しです

仏教では観音様というメジャーな仏様がいらっしゃいますが、このお方、私たちに教えを伝えてくれる時に、とっても多様な姿に変わって表れてくれると言われています

美女の姿の時があれば、男性の時もあり、あるいは動物だったり、老婆の姿だったり、そしてこのクリスマスは赤い帽子を被った、白いひげを蓄えた観音さまが来てくれているのだと、私は先輩から言われて、なるほどな~と思ったものです

ですので、皆様のお家のサンタ観音様は、どんな姿であらわれますかね?

是非聞かせてください(笑)

年内の更新はこれが最後です

皆様よいお年をお迎えください。

満員御礼、感謝感激雨あられ

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

12月になって一気に寒くなって、また暑くなってを繰り返してますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

光明寺では去年より始めた、光明寺奥の院での柴燈護摩のお勤めを無事に終えることができました

今年は去年にもまして多くの方がお参りしてくださり、筆舌に尽くしがたいほどの喜びと感謝をもって、ここに報告させていただきます

去年より始まったこの護摩供、元はお参りに来てくださる方の為のものというより、普段光明寺を守護してくださっている土地神様や仏様に対する「お礼のお勤め」ということで住職の目論見では、こじんまり行うつもりでした

しかし、多くの方々の賛同、支援を得まして、去年より規模も、参列の方の人数も右肩上がりで務めることができました

当日は天候も良く、風も吹かずと最高の条件で行えたことは「おかげさま」を頂いたとしか言いようのないものでした

手伝ってくださった皆様の「おかげ」お力添えをしてくださった神様、仏様の「おかげ」そして当日お参りに来てくださった皆様の「おかげ」

このどれが欠けても実現することのなかった状況に、感謝いたします

普段とは違う山の上の舞台を用意するために、秋口から少しずつ、12月に入ればほぼ毎日のように住職と詰めていきましたが、それが終わってホッと一息

やっと肩の荷が下りました

光明寺奥の院のお堂の前の浮島で行われる柴燈護摩

場所が少し狭いので、なかなか他の場所で行っている柴燈護摩と同じ段取りを、というわけにはいきません

小さなことから大きなことまで、あれをして、これを行ってと、そんなことをしていたら当日は頭が真っ白です

余裕などあったものではなく、時間が飛ぶように過ぎていました

極めつけは、お勤めが始まって、マイクを使い、声が皆さんに届くようにしていたのですが、私が色々する番になったところでマイクが「ブツっーーーー」

新しくつけたスピーカーが壊れるというアクシデント

もう焦りすぎて、あまり覚えていません(笑)

聞こえなくなったスピーカーですが、本番中ですので修理などできるはずもなく、もう気持ちを切り替えまして₍ヤケクソとも言いますw)気にせず本番を執り行いました

そんなトラブルもありましたが、お勤めは無事に終えることができて、来てくださった皆さんのお加持にはいることができました

来てくださった皆さんに、お勤めで使った剣を使って、良いことが起きますように、悪いことが起きませんように、良いご縁に恵まれますようにとの祈願をさせてもらいました

この後に住職の挨拶がありましたが、以下抜粋

このお山は、お参りしていただくのは昔からとても難所だと言われています(車が普通車は登れないので山道を30分ほど歩かなくてはいけないため)

ご年配の方は、登ってこられて一言「ワシらをこ〇す気か」とつぶやかれる方もいました

皆さんも今日は大変な思いをされたと思います

登ってお参りに来られるのに、近道はなく、一歩づつでないと進んでこれなかったはずです

そして歩を進め続けたために、ここにたどり着くことができました

人生もこれと同じだと思います

いろんなことを言われても、結局近道はなく、一歩づつ着実に歩いていかないといけない

当たりまえのことですが、私たちはそれをついつい忘れてしまいます

忘れがちなことを、今日ここへお参りに来られたことによって思い出していただいて、そして、手を合わせることによって、思い出したことに加えて、なにか仏様からのメッセージを受け取っていただきたい

そういう信仰の場として、この光明寺奥の院を使っていただけたら幸いです

以上

住職からのメッセージでした

お参りの方がどんな思いで帰られたか、私たちにはわかりませんが、なにがしか皆さんに良い「おかげ」があってくれたらいいなと思っています

来年も12月の第二日曜日に開催予定です

来られる方は来るもの拒まずですので、みなさんお越しください