暑い護摩の日(火)まさしく修行

7月21日、 なかなか写真では伝わりにくいと思いますが 、この日はどんよりとした曇り空の天気でした。

心配していた台風の大雨もなく、無事に行えたのですが、台風のおかげで余計なものがもたらされました。

そう、湿気です。

この日は、朝から嫌になるような湿度の中、お参りの方のお接待をいろいろ用意していたのですが、この暑さの中私もボーっとしていまして、やってしましました。

ばしゃーーっと

麦茶をぶちまけちゃった( ^^) _U~~

いけませんね、注意散漫で動いていると。

とはいえ、そんなことがありつつも、なんとか無事にお勤めは始まりました。

しかし、まぁ今日の暑いこと

私たちお坊さんは着物を着ているので仕方ないのですが、一般の皆さんも今月は汗だくで、良く付き合ってくださっていました。

あれだけみなさん頑張っておられたので、きっとうちの本尊さまも気にかけていただけるはず。

この日のお話しは、住職、真楽寺さん、そして私の三者三葉でしたが、面白がって皆さん聞いてくれたようでなにより。

ちなみに、私のお話しは、人の思い(願い)ってすごい力があるんですよ

ってやつでした

先日読んだ色の秘密って本が面白かったのですが、作者の野村さんによれば、世界にはいろんな波長の振動があるけど、それって私たちの脳や心にもあるよね、とのこと。

ならば、私たちの思いの振動が、世界の振動に影響を与えても何ら不思議はないよね、とのことでした。

長くお坊さんとして生きていると、不思議なことをそれなりに目にします。

私は、それこそ仏様の不思議なお力や、人のことを思う祈願の力(思いの力)だと思っているのですが、それを別の角度から説明してくれるような感じがして、読みながら思わず、なるほど、と納得してしまったものです。

誰もが持っている、誰かを思ってあげる力、私たちはもう一度、その力を見直して、考え直してみてもいいのではないかと思ったのです。

ちっぽけな力かもしれませんが、積み重なると大きな力になりますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です