お寒い中いかがお過ごしですか?

みなさんこんにちわ、副住職の隆照です

題名でも書きましたが、めっきり寒くなってきた中いかがお過ごしでしょうか?

つい一週間ほど前までは、まだまだ夏日という感じで、日中は暑すぎるぐらいでしたのに気が付けば、冬の装いを纏っています

本当に季節が駆け足で過ぎていったという感じです

上の写真はインスタグラムで投稿した朝方の光明寺の風景

寒くなってきた関係で空気が澄んできたからなのか、いつもより朝の時間は冷え込むかわりに、景色がきれいに映えて見えています

山が萌えて見える紅葉の時期までもう少しといったところでしょうか

どうやら、私も初めて聞きましたが最低気温が一桁になった日から、だいたい三週間後が紅葉の見ごろの時期になってくるそう

あくまで予想なので、信用しきると梯子を外される思いをするかもしれませんが、一つの目安としてはいい情報を聞きました

この予想だと、光明寺の紅葉はだいたい11月の第二週ぐらいからでしょうか

去年は紅葉の中、皆様のおかげで素敵な結婚式を行うことができたのも今はいい思い出です

こんな感じです

少し紅葉の見ごろには早かったので、今年はもしかしたらもう少し遅いかも

護摩のお勤めとしては、宣言が抜けて初めてになりますかね

しかし、宣言など関係なく、この時期は農家の方々は収穫期ですので大忙しです

朝から晩まで、お寺から見える田んぼの稲刈りが最盛期を迎えています

そんな関係で、今月のお参りの方々は少々少な目でした

しかし、そんな中でもしっかりとお勤めには励んでいます

来月の護摩は、実は私は少しお仕事の依頼をいただいたので出席できないのですが、そのお仕事はなんと、先輩が住職になられるので、その晋山式のお手伝いです

そんなおめでたい式に呼んでいただけるのは、本当にお坊さん冥利に尽きるといいますか、お坊さんをやっていてよかったと思える瞬間ですね

みなさんも、ご自身のお仕事をされていて、よかったと思える瞬間があると思いますが、私はやはり、いろんな方の人生のお祝い事にかかわれた瞬間というのは、本当に嬉しく思います

お葬式や法事を行って、気持ちがすっきりしましたと言っていただけるのも嬉しいのですが、やはり慶事に関われて皆が笑顔の瞬間に立ち会えることが好きですね

お坊さんという仕事をしていると、いろんな人の人生の瞬間に立ち会うことが多いので、余計にそう思うような気がします

結婚式の報告と御礼

皆様いかがお過ごしでしょうか?

大変遅くなってしまいましたが、光明寺で行われた11月15日の結婚式の報告をさせていただきたいいと思います。

この度は、大変たくさんの方から祝福していただきまして、まことにありがとうございます。

また、当日の用意、御詠歌の練習、式の進行の打ち合わせ、他にも様々な形でお世話になりました檀信徒の皆様、役員の皆様、当日お菓子を配ってくれた子供たち、周りの人に結婚式のことについて触れて回ってくれた方々、他にもたくさんの方たちに様々な形での手助けをいただけたこと、心よりありがたく思います。

さて、この結婚式の一連の流れを少しだけ紹介しようと思います。

前日のうちにほぼすべての用意を終えまして、いつもとは違う本堂の内容になっておりました。

みんなで本堂やお寺の周りの幕を張り、重いものを動かし、会場の準備を整えていきました。

お寺の仏具も、この日の為にピカピカに磨き上げまして、腰が痛かったw

写真で分かりますかね?

そして、なんといっても最高の贅沢をさせていただいたのは、この写真の手前に写っている机です。

お坊さんの言葉で「密壇」というのですが、なんと匿名のかたが私たちの結婚式に合わせて寄進してくれるということで、お祝い事で使うお勤めの道具を新品で執り行わせていただけるという、お坊さんとしては最高の贅沢を味合わせていただけることに。

本当にありがたかったです。

さて、前日の準備はこのぐらいにして、やはり皆さん気になるのは、当日の様子。

朝からお手伝いで動いてくださっている役員さんたちの中、11時の式を前にたくさんの人が来てくれていました。

写真で小さな子供たちが配ってくれていたのは、祝い菓子です。

この日はお寺に来てくれた人たち皆、分け隔てなくお菓子のサービスです。

そうこうしていたら、待望の花嫁の到着です。

お手伝いいただいたお坊さんに「先導」「傘持ち」をしてもらい、お寺の門を花嫁がくぐってきてくれます。

そして庫裏の中へ。

ここから一度休憩して、親族紹介を挟んで、本堂での式に臨みました。

いよいよ式本番です。

なんといっても、この日の主役は花嫁

全てのお手伝いの方に、お願いしていますので、一番手厚く扱ってもらっています。

本堂での式の始め

私、緊張していました

だって、初めてなんですもの

一番最後の写真、私が誓いの文章を読む場面ですが、動画で確認したところ、非常に声が上ずっている。

緊張していたんだなーと後になって自覚しました。

当時はそんなこと考えている余裕もなく、とりあえず必死に文章を追っていました。

まぁ、そんな緊張した中で、ちょっとだけ嫁さんが支えてくれたので、なんとか最後まで騙し通せましたかね?w

式が終わっての集合写真を一つ

式が終わるまで、私は何一つ際立ったことはやっていませんでしたが、心の底からお手伝いしていただいた皆様のおかげで、この式が完成したと思っております。

式の中心を担っていただいたお坊さん方、式の前から交通整理、受付までしていただいた役員の方々、当日の記録をということで記録を取っていただいた方、お手伝いしてくれた子供たち、そしてそのお母さん方、遠方よりこんな事情の中来てくれた親族友人の方々、本当に誇張なく、皆様のおかげで最高の式ができました。

心より御礼申し上げると同時に、私たち夫婦もこれからなんとか皆様にこの恩返しができたら、と考え、頑張っていく所存でございます。

どうかこれから、暖かく見守っていただけますようよろしくお願いします。

最後は、私たち夫婦と、お手伝いしていただいた役員の皆様、そして次代を担っていくであろう子供たちとの写真を上げてお別れとさせていただきたいと思います。

本当に、心より最高の結婚式が行えたこと、皆様に感謝申し上げます。

ありがとうござました。