今年最後の21日の護摩が終わって、光明寺は新年へ一直線です

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

今年も残りあとわずか、気候も一気に冷え込んできて新年の足音が聞こえる段階になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

光明寺の21日の護摩は、お陰様で比較的暖かい中でおこなうことができました

護摩のお勤めが終わった後からはホント大変です

一年の大掃除に取り掛かっておりますから、時間がどんどんにげていくよう

住職と一緒にといいますか、途中で休憩を入れたがる年配を、私が追い立てるような形で大掃除が進んでいきます

「いつまでもあると思うな、親と金」が諺ならば、ある時に頼らねばダメですからねw

おかげで今年は、いろんな箇所が駆け足のように終わっていきます

お堂の仏器もしっかり奇麗にします

しかし、何度やっても真鍮の独特な匂いは苦手ですね

天気予報の寒波が来る前に!その思いで駆け足でやってきた大掃除ですが、なんとか身を結び、お寺の玄関も門松の準備ができました

ここまでやれれば一安心です

あとは除夜の鐘を待つだけという感じですかね

今年は仕事も私生活も、去年末の結婚式を機にいろいろ変わった、賑やかな年でした

ここ数年はコロナでいろんなことが見直されているのを見て思います

様々な医学、科学の知見を参考にするのはとっても素敵でいいことだと思いますが、どこの国でも昔からの宗教や、それに基づく文化があります

一見無駄や無意味に見えるそれらの文化が、実は私たち国民の人間性の土台となっていると思います

日本だと「いただきます」や「ご縁」「八百万の神」などの文化でしょうか

あまりにも効率的を追い求めすぎると、逆に非効率になることって皆さん経験されたことはあると思います

大掃除をおこない、正月の準備をして、一年の反省を行い、人も神様も仏様も一緒に新年を迎える

とってもめんどくさくて大変なことですが、とっても大事なことです

いろんなことに気をつけられて、良いけじめ、良い新年の初もうで迎えられてください

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