燕も大きくなりました

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

6月は農家の皆さんが田んぼに追われてとても忙しそうにしています

写真である奥の院の護摩の用意に走りまわっていると、あちこちで田植えの稲を満載した軽トラとすれ違います

天気の良い日が続きましたから、みなさん真っ黒に焼けてとてもワイルド

ほんと若造には出せない魅力で羨ましいです

タイトルでも書きましたが、我が家の燕の雛がずいぶんと大きくなってきました

写真では少しわかりづらいかもしれません

3羽いて、手前に頭が一つ、奥に二つあるのがわかりますかね?

親鳥も子育てに大忙しの様子で、巣を頻繁に出入りしています

その光景をみると思わず親近感を覚えます

お互い大変だね~

奥の院の護摩のお勤めは、今月も沢山の方がお参りしてくださいまして、お堂は満員状態です

今月はそんな中でも嬉しいニュースがありました看護学校の学生さんが一人、就職が決まったとのことで、幸せのおすそ分けとして皆さんにお菓子の差し入れがありました

その子のお母さんもおばあちゃんも、ずっと娘さんの進路がうまくいくように、お祈りしてましたから少しかもしれませんが、おかげさんをもらってくれたのではないかと思います

もちろん本人の努力が大前提ですので、そこはほんとによく頑張っていると思います

こういう場で喜びの報告ができるというのは、周りの人もいい気持ちになれるうえに、みんなからおめでとうの言葉がくるので、本人としても沢山の人から声をかけてもらえると嬉しくなれると思います

昔から使い古されている言葉ですが、喜びは倍になりますね

最近はなにかしているとふと思うのですが、人の人生って自分一人のことならば、やろうと思えば一人でやっていくことはそれなりにできると思います

ですが、やはりそれなりで、周りの人たちの助けを借りないと何処かで無理が祟るのだろうなと感じています

私も息子が産まれたときに多くの人に助けられ、支えられてよく感じました

受けたご恩はとても多く、なかなか返しきれるものではないかもしれませんが、それを少しづつでも周りの人に返していきたいと思うのです

その手始めとして、やはり喜ぶことは一緒に喜んで、悲しきことは一緒に共有する

簡単ですが、とっても基本かなと思っています

光明寺は激動の3月です

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

3月に入って一気に暖かくなってきましたね

お身体の加減はいかがですか?

我が家も赤子が産まれてからというものの、顔を見に行っては可愛い反面、寝不足になって帰ってきてというものの繰り返しです

大変だけど、、、嬉しいですねw

タイトルにも書いていますが、この3月は光明寺は激動です

播磨青年教師会という、播磨内の若手のお坊さんの集まりですが、私はその一会員です

住職は昔会長職を務めていたのですが、青年教師会は歴代会長のお寺でお坊さんの研修のお勤めを行うという行事があります

なんと、今年はそれがウチに当たっていまして、こうして写真の通りたくさんのお坊さんが来て、布薩という行事を行いました

準備や予行演習では一週間ほど前から光明寺に来て、皆さんが動き出されて本番までいろんなことを行いました

若手のお坊さんの研修なので、掃除から全て自分たちで行います

光明寺は場所を提供させてもらうだけですね

それだけではもったいないので、境内を綺麗にしておいて、皆さんをお出迎えです

、、、私は会員なので、両方やるのですけどねw

この布薩というお勤めは少し特殊で、普段お寺で行うお勤めとは、皆さんのご先祖様の供養や、ご利益を願う祈願のお勤めですが、布薩はお坊さんの反省会です

私たち仏教徒はさまざまな戒律という決まりに従って生きて、修行を行なっています

代表的なものだったら十善戒とかですね

そのほかにも、様々な戒律が存在していますが、日常の生活を行っているとどうしても守れないものや忘れてしまうものも多数存在します

そういったものまで含めて改めてもう一度見直して反省を行う、それが布薩会です

そのような趣旨のお勤めですので、お勤め自体は1時間半ほどで終わるのですが、始まりから身を清める作法や、お坊さんが問答をする作法などが存在し、なかなか普段とは違う雰囲気の空気がお堂の中に漂っています

やはり月並みですが、こういった研鑽の場に触れていると、普段の生活ももう1段階気を引き締めていろいろ臨んでいかなければと引き締められます

今は世の中の情勢がとても大変なものになっていますが、灯台もと暗しの言葉のように、遠いところを見すぎると思わぬところでつまずくことと思います

そうならないように改めてお坊さんとしての基本に立ち返り、古臭いかもしれませんが、手を合わせることの大切さ大事さを広めていこうと思います

なんだか文章を書いていると、もう終わりのような雰囲気になってしまいましたが、黒澤山の護摩のお勤めの方も写真を載せておきます

当日はとっても暖かい天気に恵まれて、多くの参拝の方々が来てくれました

最近は山上の護摩は、とても平均年齢が若くなっていまして、子供たちが外で遊びながら大人がお堂の中で真剣に手を合わせるとっても良い雰囲気になったなと思います

毎月第二日曜日に行っていますので、皆様お時間が合開けば、ぜひいちど覗きに来てみて下さい