二月は節分が終わりまして暖かく

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

2月だというのに、もう春が来そうな気温の日々が続いておりますが、みなさんのお体はお加減いかがですか?

冬が温かいと、外での作業がとっても楽なのでありがたい反面、夏の猛暑までこの暖かさが影響するのではないかと、少しおびえる日々を過ごしております

今年の節分も沢山のお参りの方が来てくださいまして、非常にありがたく楽しい時間でした

今年はコロナが始まって以来、来ることが叶わなかった広島の安楽坊さんも4年ぶりに参加してくださいまして、賑やかに皆様の一年のお札を作ることが叶いました

節分が終われば、直ぐに第二日曜日の奥の院の護摩がやってきて大忙し

なんとか準備を整えて、開催にいたりました

その間に我が子が2歳の誕生日を迎え、親族一同集まってお祝い・・・騒ぐ口実ですね(笑)

今年は珍しく、光明寺に大量のお坊さんが終結

研修会を行い、みんなで自分たちの研鑽を行うのですが、普段は姫路あたりで行っているのですが、赤穂で行うことになると皆が「遠い~」と言いながら来てくれました

・・・本当に播磨地域というと広いので、単純に移動だけで大変です

21日の護摩は、さすがにお参りの方も少な目です

2月は節分で皆さん、たくさん来られていましたからね

でも、私が行っている夜の護摩には、嬉しいことに近所の子供たちが来てくれるようになりました

昼の護摩とはまた違った雰囲気で、ワイワイしております

年末ぐらいから、お寺の下の老人ホームにボランティアという形で慰問にいっておりまして、今月も行ってきました

皆さんにこやかにお話しを聞いてくれて非常にありがたく、贅沢な時間を過ごさせてもらっています

お札が出来上がりました

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

1週間続いた光明寺の護摩のお勤めも無事に終わり、順次お札が発送されています

遠からず、みなさんのお手元に届くと思います

この1週間、毎朝7時からという日程にも関わらず、たくさんの方にお参りいただきまして、本当にありがたく思うのと同時に、いろんなご利益が皆様に届きますようにとの思いでお勤めさせていただきました

連日のお勤めの中で、インターネットに上げるように写真を数枚ずつ撮っていたのですが、あまり変わり映えしないシーンかと思いきや、毎日撮っていると少しずつ変わったものが撮れるものです

撮影は主に若嫁に任せましたので、彼女の座っている場所からの画角ですが、やはり普段はこの角度から私は撮れないので、改めて「こんな風に見えているんだ」と自分でも新発見です

ところで、護摩の始まる時間ですが、7時5分前ぐらいに始まっていたのですが、始まる時間はあまり変わっていないのに日に日にすこしずつ明るくなってきておりました

日の出時間を調べてみると、2月3日が6時50分すぎぐらい、それが一週間で一日1分足らず遅くなっていっておりまして、最終日はちょうど始まる時間ぐらいに太陽が顔を出しておりました

一日だけではわからないことも、時間を同じくして一週間と続けて体感していくと違いがわかってくるものですね

住職の法話も、この節分の期間はずっと同じ類の話でした

仏教というものは因果応報、自分のしたことが全て自分に帰ってくるという法則が根本にあります

善因善業、悪因悪業、良いことを行えばよい縁が来ますが、悪いことを行えば逆が待っています

ですが、変化というものは日の出の時間と同じように、一気に来るものではなく、徐々に来て、気がついたときには大きな変化になっているものです

私たちは、日常生活の中で良いことをしたら直ぐに結果がでて、悪いことはなかったように振る舞いますが、両方すぐに結果が出るものではなく、徐々にやってきます

悪いことにならないように、手を合わせるということは、昔から続く自分を奇麗にして、良い方向へと変えていく一番の方法です

それを私たちお坊さんは、皆さんにお勧めしているのです

祈願させてもらったお札がお手元に届きましたら、開封してもらって、毎朝少し、自分のお札に「良いご縁に恵まれますように」と手を合わせて祈っていただきたいと思ってお札を送っております

時間は1分もかかりませんが、毎日続けられるととっても効力のある方法だと思っています

どうか、皆様の一年に良いご縁と幸が多くありますように

節分が始まりました

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

寒い日が続いておりますが、お体の加減はいかがですか?

光明寺では、先日の大雪であたり一面真っ白になりました

久々に朝一番から雪かきを行い、寒いのに住職共々汗びっしょりの一日となりました

屋根からの雪下ろしなど、高野山に居たころ以来におこないました

あの労力を考えると、たまに大雪が降るぐらいでよかったです、毎年の恒例行事になったりしたらと考えると、怖気が走ります

そのぐらい大騒動の天気でしたが、なんとか切り抜け無事に節分の日を迎えることができました

光明寺では、皆様に申し込んでいただいたお札と共にこれから一週間の祈願に入ります

お手元に届いたときに、お札の匂いを嗅いでみてください

護摩の独特な匂いが染み込んでいるはずです

「薫染」(くんせん)という言葉がありますが、香りが染み込むように、良いことが徐々に染み込んでいってくれる様を表した言葉ですが、私たちのお札に込める功徳、あるいはご利益も同じです

お札に徐々に護摩の香りと共に染み込んだご利益が、皆様の手元に届いたときにゆっくりと他のものに移っていく

そんなお札を作っております

お札が出来上がった2月9日以降には、節分のことを纏めたブログを上げますので、もうしばらくお待ちくださいませ

これから1週間毎朝7時から本堂で護摩のお勤めを行っておりますが、お参りしていただくのはどなたさまも自由ですので、お待ちしております

暑いのですが、皆さん元気ですか?

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

7月に入って暑い日と激しい雨が交互にやってきている感じですね

生活の方は被害が出ていないでしょうか?

日曜日に行われた奥の院の護摩も当日は晴れの天気でしたが、前日の用意の時に激しい雨に見舞われ、案の定私たちはびしょ濡れになりました

…草刈りするのにはちょうどいいのですがね笑

お山の護摩は今月も多くの大人と子どもたちの参加をいただきありがたいかぎりです

今月は友人の奥さんが逆子との診断をうけ、できれば自然に治ってほしいのでお札を作って祈願して、とのお願いを受けました

その願いを受けさっそくお札を製作して、毎日のお勤めと護摩で祈願します

祈願して全てが上手くいくのか?私たちお坊さんも全部上手くなるなど思っていませんし、しっかりとお医者さんの言うことを聞いてもらうのがまず第一ですが、そこにプラスαの要素として仏様の力添えをいただく

そうすることによって、普段仏様の力を実感している我々ですら「不思議ですね」と思うようなご加護があったりします

それも施主さんが毎日努力しているから、そこに仏様のお力添えが少しだけ入ってくるのだろうと思います

9割の努力と1割の力添えです

私たちは、お願いごとを仏様に伝えるお手伝いをしているだけです

良いご利益があって、無事に産まれてくれたらと願っています

今年も節分がやってきました

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

年が明けてから早いもので、もう1月が終わり2月の節分がやってきました

世間ではコロナが賑わいを見せていますが、光明寺の本堂では1年のうちで最も本尊様の周りが賑わう期間がやってきました

見える・・・かな?

本尊様の周りに祈願の申し込むをいただいたお札が、所狭しと並べられています

光明寺では2月3日に祈願を始めまして、9日までの1週間の間、朝の7時から毎日護摩のお勤めを行っています

ずっとその間、お札に念を込めまして完成したら発送させていただく形になります

お勤めの様子は一昨年の動画をYouTubeにあげています

リンク張っておきますので、見たことない方は覗いてみてください

もし光明寺にお参りしたい方がいらっしゃいましたら、お気軽にお越しください

お勤めは朝の7時から本堂で行っております

マスク着用の上で、各自おまいりくださいませ

節分の様子、YouTubeで公開中

皆さんこんにちは

副住職の隆照です。

ただいま光明寺は節分の護摩祈願の真っ最中ですが、このコロナ禍の中でお参りできない方々のために、護摩のお勤めの風景をダイジェストでアップしました。

動画としては、動きも少なく字幕もほとんど入れてないので、退屈な動画に仕上がっておりますが、毎朝の様子が伝われば幸いです。

申し込んでいただいたお札は、この動画と同じことを一週間行い送らせていただいております。

なお、この動画は二月いっぱいで削除するつもりです。

節分は奇跡の晴れ間

皆様こんにちは

今年も節分の星祭が始まりました

このご時世の中でしたが、多くの方が参拝してくださり、光明寺も可能な限りの感染対策の元、お勤めを行えました。

嫁に来てくれた若奥さんも、皆様を迎えようと頑張ってくれていました。

星まつりとは、一年の私たちの運勢をつかさどると言われる星に対してお勤めをしまして、良い運勢なら尚良く、悪い運勢ならば無難に過ごせるようにとお願いするお勤めです。

光明寺では、毎年節分から一週間の間皆様に申し込んでいただいたお札を、護摩のお勤めで祈願して、後に送ります。

普段とは少し違う本堂の形になっております。

このように、申し込んでいただいたお札は壇の上に一週間鎮座されます

この状態で護摩のお勤めを行うので、当然お札にはいろんなものが付きます。

護摩の火で上がった灰、煤、また護摩のお勤め独特の匂いも染み込みます。

もし、お札を申し込まれた方がいらっしゃれば、手に届いたお札の匂いを嗅いでみてください。

たくさん護摩の功徳が染みついた匂いがするはずです。

その香りと共に、お札に込められた力が悪い運勢から守ってくれるはずです。

護摩のお勤めは、毎朝7時より八日まで続きます。

興味ある方は是非お参りくださいませ

節分 始まりましたよ

今年も始まりましたね、光明寺の一大行事「節分星祭」です

この日の為に皆さんからお受けした、お札を作って参りました。

しまった、お札を見やすく写真撮るのを忘れていました。

見えにくいとは思いますが、正面の観音様の両脇にある白いものが全部お札です。

そもそも、星祭とは私たちが生まれたときに背負う運命、これを仏教では業と言います。

よく私たちが「この子は~の星の下に生まれてきたに違いない」とか言う星です。

これは各々生まれた年などによって違うので、それぞれの星を供養することで自分の今年一年の運勢を上げていこうという趣旨のものです。

これの大本は、お大師様が唐より持って帰ってきていただいたお経の中に「宿曜経」というものが含まれており、それに基づいた方法でお勤めを行っています。

ちなみに、この宿曜経非常にわかりやすく、詳しく書いてくれているので、たびたび女性週刊誌の~占いで名前だけ変えて掲載されているのを見つけます。

そのたびに私は思わず笑ってしまうのですが、それだけ広く広まっているということですよね。

皆さん事前にお札を申し込んでいただいた方がお参りに来られます。

自分の運勢がかかっているだけに、真剣なお顔です。

なお、仏教や神道で使う数え年というものですが、これは一般に自分の満年齢(普段使っている歳)に一歳足すことで出すことができますが、なぜこのような数え方になるかというと、お母さんのお腹の中にいるときから歳を数えていたからです。

さらには、旧暦ではこの節分が正月に当たり、歳を超えたら誕生日が来なくても皆さん自動的に+1歳になっていたので、ちょっとややこしい数え方になるんです。

私の身近にも、33と思っていたのが、暦でみたら35だったというのでショックを受けたという笑い話がありました。

脱線した話はさておき、10時になるとお堂の周りに暗幕を垂らしているので、電気を消して暗くして護摩のお勤めを始めました。

普段とは違う雰囲気にお参りに来た子供もワクワク半分、ドキドキ半分の様子。

お勤めが終われば、いつものお手伝いに来てくれるお坊さんからお話しをいただきます。

今回は近場のおばあさんがいつも口癖にしている「朝を迎えれてよかった」という話をしておられました。

私たちは当たり前のように次の日の朝を迎えていますが、それはすごく奇跡的なことで、いつ心臓が止まるかもわからないし、病気で亡くなるかもしれない。

それを高齢になって初めて実感して、朝起きるたびに、今日も一日の始まりを迎えれました、ありがとうと感謝する。という趣旨のお話しでした。

私も若いからと言って、知らんぷりできないので、心に留め置きます。

それが終わればお接待の善哉です。

この日の善哉は5~6回小豆を焚きこんで、味を染み込ませた特別性。

お餅はなんと朝一番にお店でついてもらった出来立てです。

皆さん美味しいものを前にすると目の色が変わるのは、子供も大人も変わりませんね。

美味しく食べていただけたのは、出す方としても一安心でした。

この2月3日を境に、ここから一週間、護摩のお勤めを続けてお札にお願いごとを込め続けます。

そのお札は2月9日に出来上がるのですが、光明寺では9日までどこへお参りに来ていただいても皆さんのお参りを歓迎いたします。

是非、お時間を見つけていただいて一緒にお札の祈願を行いましょう。