初の参拝者でした

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

いよいよ沖縄の梅雨が明けようとする中、本州は梅雨の本番になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

光明寺は6月頭の高野山団体参拝も無事に終わり、蒸し暑くなってくると、元気よく伸びてくる草木たちと戦いながら日々を過ごしております

今月も21日のお大師様の日には、光明寺本堂にて護摩のお勤めを行いましたが、皆様田畑で忙しい中でも、参拝してくださり嬉しい限りです

そんな中、我が家の子供は護摩のお勤めは欠席です

流行に乗り遅れることのないように、季節の最先端、夏風邪をもらってきてしまいまして、見事にダウン

熱も上がったり下がったり、コロナやインフルかと心配しましたが、それらも無事に陰性

ひたすらに食べて寝てを繰り返して、やっと回復の兆しが見えてまいりました

そんな中、いつものように私が夜の護摩に入っていたところ、いつもとは違う気配

お勤めをしながら「おかしい、普段より人の気配が多い」

しかし、お勤めの最中に後ろを振り向くわけにもいかず、そのまま終わりまで行い、振り返ると、なんとお参りの方が二人

この夜の護摩を初めて約一年

初めての参拝者に、私が感動してしまい色々普段撮っている写真を撮るのを忘れて、そのまま談話を始めるということになりましたw

一人で護摩を始めるということで、心細く思いやめようかと思う時もあったりしましたが、やはり何事も続けていかないとだめだと思い、報われる形となりました

まだまだこれからも続けていく護摩のお勤めですので、興味がわきましたらお参りくださいませ

光明寺は激動の3月です

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

3月に入って一気に暖かくなってきましたね

お身体の加減はいかがですか?

我が家も赤子が産まれてからというものの、顔を見に行っては可愛い反面、寝不足になって帰ってきてというものの繰り返しです

大変だけど、、、嬉しいですねw

タイトルにも書いていますが、この3月は光明寺は激動です

播磨青年教師会という、播磨内の若手のお坊さんの集まりですが、私はその一会員です

住職は昔会長職を務めていたのですが、青年教師会は歴代会長のお寺でお坊さんの研修のお勤めを行うという行事があります

なんと、今年はそれがウチに当たっていまして、こうして写真の通りたくさんのお坊さんが来て、布薩という行事を行いました

準備や予行演習では一週間ほど前から光明寺に来て、皆さんが動き出されて本番までいろんなことを行いました

若手のお坊さんの研修なので、掃除から全て自分たちで行います

光明寺は場所を提供させてもらうだけですね

それだけではもったいないので、境内を綺麗にしておいて、皆さんをお出迎えです

、、、私は会員なので、両方やるのですけどねw

この布薩というお勤めは少し特殊で、普段お寺で行うお勤めとは、皆さんのご先祖様の供養や、ご利益を願う祈願のお勤めですが、布薩はお坊さんの反省会です

私たち仏教徒はさまざまな戒律という決まりに従って生きて、修行を行なっています

代表的なものだったら十善戒とかですね

そのほかにも、様々な戒律が存在していますが、日常の生活を行っているとどうしても守れないものや忘れてしまうものも多数存在します

そういったものまで含めて改めてもう一度見直して反省を行う、それが布薩会です

そのような趣旨のお勤めですので、お勤め自体は1時間半ほどで終わるのですが、始まりから身を清める作法や、お坊さんが問答をする作法などが存在し、なかなか普段とは違う雰囲気の空気がお堂の中に漂っています

やはり月並みですが、こういった研鑽の場に触れていると、普段の生活ももう1段階気を引き締めていろいろ臨んでいかなければと引き締められます

今は世の中の情勢がとても大変なものになっていますが、灯台もと暗しの言葉のように、遠いところを見すぎると思わぬところでつまずくことと思います

そうならないように改めてお坊さんとしての基本に立ち返り、古臭いかもしれませんが、手を合わせることの大切さ大事さを広めていこうと思います

なんだか文章を書いていると、もう終わりのような雰囲気になってしまいましたが、黒澤山の護摩のお勤めの方も写真を載せておきます

当日はとっても暖かい天気に恵まれて、多くの参拝の方々が来てくれました

最近は山上の護摩は、とても平均年齢が若くなっていまして、子供たちが外で遊びながら大人がお堂の中で真剣に手を合わせるとっても良い雰囲気になったなと思います

毎月第二日曜日に行っていますので、皆様お時間が合開けば、ぜひいちど覗きに来てみて下さい

あけましておめでとうございます

新年が来て、もう七草がゆの頃を過ぎまして、みなさんいかがお過ごしですか?

副住職の隆照です

お寺は非常に慌ただしかった年末年始を無事に終えることができまして、少し気が抜けた空気がただよっております

心配であったコロナも、年の瀬のころには比較的落ち着いていたので、無事に除夜の鐘と初護摩という年またぎの行事を終えることができました

ちょっと私の気が抜けすぎて、なかなかホームページの更新まで元気が出なかったのが、年明けの状態でしたw

お正月の3日までは、知り合いのお寺さんに初もうでのお手伝い(来てくれる人を迎える側です)に行かせてもらったり、光明寺で年始の托鉢周りを行ったりと、なかなか4日を迎えたときには口から魂が抜けていくのが実感できたような忙しさでした

今年は大晦日が寒空の元、ホワイト大晦日になったのもいい思い出

年始の托鉢周りは、光明寺では新年の魔除けの切り絵「宝来」というものを持って、檀家さんを一軒ずつ歩いて回ります

そして届けた後に、今年一年の平穏無事と運気向上を願って戸口でお経を唱えます

何に対してお勤めしてるのですか?と聞かれることがありますが、「全部」というのが正解です

家の仏間にある仏様にも、家の神さまにも、そして住んでいる方々の心に対しても手を合わせています

詳しい説明や難しい理屈も当然あるのですが、それ以上に手を合わされた人の気分が少し晴れやかになってくれる、そうなれば拝んでいる私たちも一番うれしいです

今年は壬の寅年ということで、正月から初もうでに来られる方皆さんに年の話をしています

なぜなら、とっても今年の運気は昇り調子の良い運気です

これは知らねば損というもの

去年までは外に出たくても、大きいことをしたくても運勢的にはダメと言われてしまう、いわば準備の年でした

しかし、今年はその準備したものが芽を出すために大きく成長する年

本当に良い上り調子の年です

もちろん、個人の運勢を見れば細かく色々ありますが、全体の流れはそんな風に良い方向に向かっています

ですので、皆さん是非この流れに乗っていい一年をお過ごしください

という話をあちこちでしております

良い流れの時というのは、お話しをさせていただく方としても、ありのまま、そのままにものをお伝えしたら皆さんが一番喜んでくれるので、とっても気楽であり、話していて楽しいです

今年は私も第一子が誕生予定ですので、良い年になるように頑張っていきます

皆さんもどうか良い一年を