11月は若嫁日記

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

今年はなかなか寒くならず、そしてカメムシの大量発生という困った事態に頭を悩ませています

皆さんの住まいはどうですか?

光明寺は、新しい建物はさすがというべきでしょうか、ほぼ侵入しません

ですが、古い区画になったり、お堂の中になれば壁はあっても隙間だらけなので、もうそこいらじゅうにわんさかですw

画像をお見せするのが一番早いのですが、カメムシが大量の画像は、インパクトが強すぎて気分が悪くなる人の方が多いだろうと思い自重します

今月は私のほうが忙しかった関係で、前半の更新ができていませんでした

その間にお寺の新聞が発行されたのですが、今月は妻が初めて新聞の記事を執筆しましたので、それを見てもらおうと思います

以下原文

若嫁日記

 枯葉舞い散る季節となりました。お寺を支えてくださっている皆様方に、まあるい心を通じてご挨拶できる事を大変嬉しく思います。

今月で私も光明寺に嫁いで丸3年となりました。お寺での生活初日の夜、住職に言われた言葉があります。『義両親に気に入ってもらわなければ!と頑張らなくてもいい。本尊さんに気に入ってもらえるように、ご先祖様や周りの方々に思いを寄せて毎日一生懸命手を合わせる事。』在家からお寺に嫁いだ私にとって、この言葉は本当に印象的でした。そして今でも私の中で大切な言葉となっています。

 ご先祖様や周りの方々を想い浮かべ、手を合わせる。自己の仏心に手を合わせ、毎日のご縁に感謝する。住職や副住職、義母はもちろんですが、何より皆様方から日々学ばせて頂いております。当時は不安と緊張でいっぱいでしたが、家族のように暖かく接してくださる皆様に助けられ、気づけば3年が経っていました。改めて手を合わせ、心から皆様に感謝申し上げます。今後も精進して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

 私事ですが、嫁ぐ前は福祉美容師として働いておりました。この仕事が本当に大好きで、今年の春から副業として復帰致しました。空いた時間を使い病院や施設、個人のお宅に訪問し、美容室に行く事が困難な方の散髪をさせて頂いております。その為、お寺で皆様にご挨拶できる機会が以前よりは少なくなりますが、お会いできる日を楽しみにお待ちしております。また、美容室に行く事が困難になりお困りの方がおられましたら、勤務先の会社を介しての訪問にはなりますが宜しければご相談下さい。

今年も残り約2ヶ月。皆様にとってご縁溢れる日々でありますように。合掌。

気が付けば、もう結婚3年もたっていたのかとびっくりです

ありがたいことに、読んでいただいた檀家の皆様からは良い御声を頂きまして、妻もホッと胸をなでおろしておりました

今月の光明寺の行事の写真です

私がやっている夜の護摩も、過去最大の可愛らしいお参りのメンツが来てくれました

もうこの日は子だもたちだけだったこともあり、普段の静かな護摩とは一変

キャッキャと笑う声の鳴り響く、賑やかなお勤めでした

お祈りは静かにしないと、と思う方もいるでしょうが、私はこれが好きですね

周りの煩さに流されることなく、集中してお勤めができるのも修行の成果ですw

難しいことは私たち僧侶が行えばいいのです

周りの子供たちや皆さんは、ワイワイキャッキャでいいのです

というわけで、夜の護摩はいつでもお参りの方を歓迎します

檀家さんでなくても、参加費用もいりませんし、手ぶらで良いですよ

21日の6時から7時の間でおこなっております

・・・自分で書きながら、なんかの勧誘みたいに感じてきました(笑)

まぁそれぐらい気軽にどうぞということです

今月は妻の文章がしっかり載っているので、私はこれぐらい適当に書いて終わりたいと思います

それでは皆様また次回!