結婚式の報告と御礼

皆様いかがお過ごしでしょうか?

大変遅くなってしまいましたが、光明寺で行われた11月15日の結婚式の報告をさせていただきたいいと思います。

この度は、大変たくさんの方から祝福していただきまして、まことにありがとうございます。

また、当日の用意、御詠歌の練習、式の進行の打ち合わせ、他にも様々な形でお世話になりました檀信徒の皆様、役員の皆様、当日お菓子を配ってくれた子供たち、周りの人に結婚式のことについて触れて回ってくれた方々、他にもたくさんの方たちに様々な形での手助けをいただけたこと、心よりありがたく思います。

さて、この結婚式の一連の流れを少しだけ紹介しようと思います。

前日のうちにほぼすべての用意を終えまして、いつもとは違う本堂の内容になっておりました。

みんなで本堂やお寺の周りの幕を張り、重いものを動かし、会場の準備を整えていきました。

お寺の仏具も、この日の為にピカピカに磨き上げまして、腰が痛かったw

写真で分かりますかね?

そして、なんといっても最高の贅沢をさせていただいたのは、この写真の手前に写っている机です。

お坊さんの言葉で「密壇」というのですが、なんと匿名のかたが私たちの結婚式に合わせて寄進してくれるということで、お祝い事で使うお勤めの道具を新品で執り行わせていただけるという、お坊さんとしては最高の贅沢を味合わせていただけることに。

本当にありがたかったです。

さて、前日の準備はこのぐらいにして、やはり皆さん気になるのは、当日の様子。

朝からお手伝いで動いてくださっている役員さんたちの中、11時の式を前にたくさんの人が来てくれていました。

写真で小さな子供たちが配ってくれていたのは、祝い菓子です。

この日はお寺に来てくれた人たち皆、分け隔てなくお菓子のサービスです。

そうこうしていたら、待望の花嫁の到着です。

お手伝いいただいたお坊さんに「先導」「傘持ち」をしてもらい、お寺の門を花嫁がくぐってきてくれます。

そして庫裏の中へ。

ここから一度休憩して、親族紹介を挟んで、本堂での式に臨みました。

いよいよ式本番です。

なんといっても、この日の主役は花嫁

全てのお手伝いの方に、お願いしていますので、一番手厚く扱ってもらっています。

本堂での式の始め

私、緊張していました

だって、初めてなんですもの

一番最後の写真、私が誓いの文章を読む場面ですが、動画で確認したところ、非常に声が上ずっている。

緊張していたんだなーと後になって自覚しました。

当時はそんなこと考えている余裕もなく、とりあえず必死に文章を追っていました。

まぁ、そんな緊張した中で、ちょっとだけ嫁さんが支えてくれたので、なんとか最後まで騙し通せましたかね?w

式が終わっての集合写真を一つ

式が終わるまで、私は何一つ際立ったことはやっていませんでしたが、心の底からお手伝いしていただいた皆様のおかげで、この式が完成したと思っております。

式の中心を担っていただいたお坊さん方、式の前から交通整理、受付までしていただいた役員の方々、当日の記録をということで記録を取っていただいた方、お手伝いしてくれた子供たち、そしてそのお母さん方、遠方よりこんな事情の中来てくれた親族友人の方々、本当に誇張なく、皆様のおかげで最高の式ができました。

心より御礼申し上げると同時に、私たち夫婦もこれからなんとか皆様にこの恩返しができたら、と考え、頑張っていく所存でございます。

どうかこれから、暖かく見守っていただけますようよろしくお願いします。

最後は、私たち夫婦と、お手伝いしていただいた役員の皆様、そして次代を担っていくであろう子供たちとの写真を上げてお別れとさせていただきたいと思います。

本当に、心より最高の結婚式が行えたこと、皆様に感謝申し上げます。

ありがとうござました。

紅葉が見ごろになってきました

光明寺の大イチョウ

これだけはまだ色づくまで時間がかかりそうです。

皆さんこんにちは。

いつもとは違うタイミングでの更新です。

15日に私の結婚式を目前にして、用意しながらふと思ったので、紅葉の度合いを上げていこうかなと思います。

なかなか奇麗に色づいてきていますよ

本堂横のお地蔵さんのお堂です。

もう少ししたら、周りの紅葉も一気に色が変わるので、見ごろは来週ぐらいからでしょうか。

上手くいけば、結婚式当日は奇麗に色づいているかも。

本堂の裏の木が色づいてきました。

お堂には、お寺の行事にかかわる五色の幕が掛けられたため、後ろの紅葉と相まって、非常に奇麗に映っております。

あと二日で、さらに色づくことを期待したいです。

お山の護摩は赤飯と共に

みなさんこんにちは

副住職の隆照です

秋の訪れを感じて、ともすれば冬の気配がも感じるようになってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

本日、光明寺奥の院の護摩はいつも通りの第二日曜日の10時から、いつも以上の最高の天気と気持ちで始まりました。

お勤めは、いつも住職の法螺から始まります。

この法螺貝、なかなか音を上手にならすのが難しい代物でして、私は少しづつ練習はしているのですが、いつまでたっても上手くなる気配がしません。

口びるの形なんかも、もしかしたら影響しているのかな?

ともあれ、山のお堂の中に響き渡る法螺貝の音は、感性に訴えかけてくるものがあります。

みなさん感じ方は人それぞれでしょうが、しっかりと手を合わせて、目を閉じ、思い思いに集中されています。

火が上がれば、住職の「願文(がんもん)」といいまして、今日のお勤めは、どの仏様に、どういう意図で行い、みんなで一緒に般若心経を唱えるので、それの御利益をお願いしている人たちに与えてください。という文を読み上げます。

願文にかんしては、一応手本の形というものはあるものの、それぞれお寺の住職によって、好みがあるものですから、意外とオリジナリティあふれるものです。

非常にマニアックな部分になるとは思いますが、銘々のお寺さんの願文を聞き比べてみても面白いかもしれません。

そして、おつとめが終われば、いつもお接待のお菓子やお弁当を食べて、法話という流れになるのですが、今日は少し趣が違います。

本日は、私たちお寺側から、皆さんに私の結婚の話をお祝いしていただいたお礼として、お赤飯を配らせていただきました。

朝一番にお弁当屋さんに取りに行ったのですが、やはり「お寺」が赤飯をたくさん頼むというのは、お店の人も興味深々なようで、「なにかあったのですか?」としきりに聞かれました。

別に隠すことではないので、結婚のことを言うのですが、結果的に、なんだか方々で言いまわった形になってしまったので、少し恥ずかしい。

ともあれ、この日は他のお参りの方がインスタントのお味噌汁を持ってきてお接待してくれていたので、純和風が完成です。

やはり、良いことは皆で分け合うと、気持ちいいですね。

そして、その良いことの報告を暖かく受け止めてくれる、周りの人々に恵まれたので本当にありがたい限りです。

皆さんにも、良いご縁のおすそ分けができますように。

合掌