地域のホームへ、初体験!

敬老の日を間近に控えているということもあって、お寺の前にある老人ホームへ慰問という形で行ってきました。

当初、20人ほどの聴聞者と聞いていたのですが、実際に蓋を開けてみると60人という期待を大幅に上回る人たちが、参加を希望してくれたようです。

60分という時間ですが、今回は私が法話、そしてそれにまつわる御詠歌を母親にお願いするという形で、二人三脚でおこないました。

写真では普通そうに見えてるけど、この時脚震えてたんだぜぇ(笑)

というのも、実はこの老人ホームへの訪問は今回が初めてのことであり、どんな人たちがいて、受け入れてくれるのか、わからない中で行われましたが、みなさん最後まで真剣にお話しを聞いてくれて、そして涙ぐんでくれる方までいらっしゃったので、お話しさせていただいているこちらが、むしろ泣いてしまいそうでした。

心の中に仏さまが、どんな人にもいらっしゃって、その仏様を大きく育てていってください、という旨の話をさせていただいたのですが、最後に手を合わせて一礼をしたときに、集まってくれている皆さまのことが、本当の仏に思えてきて、「ああ、慰問に来て、学ばせてもらったのは、むしろ私のほうだな」と感じ、最後まで気持ちよく終えることができました。

この地域に根差した活動、今回が初めてのこととなりますが、可能であればこれからも続けていきたいと思います。

受け入れてくれる全ての人たちにありがとうの念で、合掌

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です