瞑想(阿字観)指導者講習受けてきました

長らく更新ができてなかったのですが、5月はとてつもなく忙しくなっていました。

このたび、私は上にも書いてますが、高野山で瞑想の指導者講習を受講してきました。

それが前期後期と、それぞれ分かれているのですが、だいたい1週間ほど缶詰状態での講習となりますので、そもそもお寺にいなかったのが多かったです。

さて、普段は自分でやっている瞑想ですが、それを人にお教えするとなると、また勝手が違うものです。

そのためのノウハウを学びに行ったのですが、なるほどなと思わせる点がたくさんありました。

普段、私たちお坊さんは修行のなかで瞑想の形と言いましょうか、仏教についての知識、認識が低いうちから、なんかやっているな、ぐらいのつもりで毎日おこなっているので、か気が付いたら、疑問に思うことも少なく、違和感を覚えることもなく、瞑想状態に入れているとは思います。

もちろん、深い浅いは個人でいろいろあるでしょうが、おそらくみんなが表現する言葉は違えど、何となくそれっぽいものは持っていると思います。

しかし、それをいざ言葉で、それも一般の人にお伝えすることの難しいこと、難しいこと。

疑問点も違えば、感覚も違う。

人にものを伝えるってこんなに難しいのだと実感した一週間でした。

そんな時間を過ごしているうちに新緑の美しい季節になりました。

草抜きが大変ですが、それすらも気持ちいい気分で行えますかね

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