第二日曜日である14日に光明寺奥の院で護摩のお勤めが定例通り行われました。
天気予報ではあいにくの雨でしたが、なんとか空も耐えてくれたみたいで、歩いて移動するときには、比較的小降りのタイミングであったとのこと。
仏様のおかげがあったのでしょう、非常にありがたいことでした。
この日、副住職である私は、他のお仕事が入ってしまって護摩には行けなかったので、現場の写真が撮れなかったのが残念。
ですので、普段の晴れの日の写真を少しあげておきます。
護摩堂の外観です
山の頂上に、このお堂や修行の像があるのですが、天気のいい日に上がった時のなんと澄んだ空気が迎えてくれることでしょう。
祈りの場所としては、これ以上ないほどの場所であると思います。
祈りといえば、先日友人より教えてもらったのですが、大学の時の恩師が新しい研究に従事しているとのことでした。
ノーベル賞を獲得した村上和雄さんと一緒に、お坊さんの祈りは科学的に見たときにどうなっているのか?というものを調べているらしいのです。
個人的にっは非常に気になるところです。
既に、普段から祈りの場にいる人は免疫系の遺伝子が活性化しているのかもしれないという仮説が出てきているみたいで、今後の成果に大いに期待したいです。
そして、この村上教授が普段どんなことを言っているのか?も気になり、著書を何冊か購入して読んでみたのですが、非常に興味深いことを書かれています。
科学でいろんなことがわかればわかるほど、わからないことが増えてくる中で、遺伝子を調べていると、何か偶然だけではかたずけられない、偉大な力を感じる。とのことでした。
村上教授はそれを「サムシンググレート」と呼んでいましたが、語呂が良すぎて頭から離れませんw
真言宗でいえば、すべてのものの心理をつかさどるのは大日如来ですが、いろんなお姿に変化されるので、私たちを救いに来られるならばサンタクロースだろうと、神様だろうと大日如来の変化した姿だと思っています。
そんな仏教の教えが、もしかしたら一部だけでも証明される日が来るのかもしれないということで、わくわくした日を過ごしております。