あけましておめでとうございます

更新が遅くなりましたが、皆様あけましておめでとうございます

光明寺は今年も無事に新年を迎えることができました

なかなか写真を撮ることができず、わずかな報告写真だけですがご容赦ください

去年の除夜の鐘にはたくさんのお参りの方が来ていただき、なんと総勢60人を超える人だかりになりました

遠いところでは、姫路からも来てくれていて、みんなワイワイと賑わって楽しい雰囲気

地域の同窓会のような、迎える側としては嬉しいことです

去年の暮れより暖かい日が続きまして、正月の3が日は暑いぐらいの陽気でした

例年どおり、地区内の檀家さんの家を一軒づつ回って挨拶を行いました

東周りは二日、西回りは三日に行っております

挨拶に赴いた家々で暖かく迎えていただいて、ありがたい思いでした

年末に大掃除を行い、諸を奇麗にしたあとで、初詣やあいさつ回り

この流れは皆さんも御なじみだと思います

これは日本の国ならではの文化ですが、私は日本人が上手く仏教と神道の教えを生活に取り入れた結果と思っています

年末の大掃除をするのも自分自身への修行です

掃除の功徳というのは、何度もこのブログで取り上げていますが、自分の心が奇麗になるのと、他人の心を奇麗にする、それが良いことを呼び寄せる

そういう趣旨の修行ですが、新年の初詣もその続きと考えています

お坊さんになりたての時に、師匠からよく言われました

「手を合わせることは心の掃除と同じ」

それを言われて、当時はしっくりきませんでしたが、長年お坊さんを続けていると「なるほど」と思うようになりました

私たちは新しい玩具や機械を手にすると嬉しいですが、普段自分が触らないものほど少しぶつけたり、汚したりしたら「どうしよう」と焦ってしまうものです

ですが、使い慣れた道具や、よく知っているものは、ぶつけたり、汚したりしても「また奇麗にしたらいいや」と思えて、自信と余裕があります

私たちの心もこれと同じと思っています

普段から手を合わせて、お祈りをしていく

一見無駄なことをしているように見えますが、心の掃除をしているのです

繰り返し行っていくと、だんだん自信もついて、自分の心がよく知ったものになってきます

そうなると、少し不愉快な思いがあって心が汚れたとしても、少しも焦りません

奇麗にするやり方を知っているわけですから

是非皆さんも、初詣や普段のお参りは「心の掃除」と思ってお過ごしください

皆さんにとって良い修行になりますように

今年も徐々に終わりが近づいてきました

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

12月の第二日曜日、8日に光明寺奥の院で柴燈護摩が開催されて、多くの人がお参りに来てくださいました

早いもので柴燈護摩を行うようになってから、4回目を数えるのですが、今年はなんと観光会社もバスを出されて、まさかまさかの大人数となりました

当日は週明けまで暖かかった様子が一転、震えるほどの寒さとなりましたが、雨が降ることはなく、なんとか土地神さまの加護を頂いたのでしょうか

無事に終えることができました

この柴燈護摩を始めた年は、そこまで大きな賑わいもありませんでしたが、ありがたいことに年々参加してくれる方も、皆さんが用意してくれるお接待も増えており、皆さんに受け入れていただいているように感じております

元々は土地の神様に喜んでもらおうと住職と二人で始めたものですが、難しい問題が起こるたび助けてくれる方々が増えてきて、ここまでの規模になったのも、いろいろなものが結んでくれたご縁あってと感じる今日この頃です

やはり何事も一人ではできないことだったので、皆さんに助けていただいてこそだと思います

反対に余裕があるときは、困っている人を助けてあげたいと思うのも、普段から助けてもらっているものを、すこしでも返せたらいいなという思いがあるので、ついつい力が入ってしまうことがあったりもします

そういうことも含めて結ばれていくのが「いいご縁」なんだと思っています

そういえば先日、遂に動画が出来上がりました

皆様に喜捨として、蝋燭のご協力をいただきました万灯会

10月31日に全国で行われたお勤めの様子を纏めた動画になります

本来ならば、もう少し早く上がってくる予定でしたが、少し納期が遅れたので12月頭のアップとなりました

楽しみにしてくれていた方々にはお待たせする結果となってしまって申し訳ありませんでした

自分がかかわったことが、こんな風に動画に上がるとまた少しジーンと来るものがあり嬉しく思います

この企画もさまざまな人の助けと共に、無事に実りました

手助けしてもらえたすべての方々にありがとうの言葉を伝えたいです

願わくば、この企画の趣旨どおり、再びコロナ前の活気と交流が戻ってくれて、今もさまざまな災害等で苦しい思いをされている方々に、希望の光と良いご縁がありますように願っています

今年は紅葉が今一つ

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

今年は色々と世間が賑やかになっていると感じているお坊さんです

皆様色々思うところはあるでしょうが、このブログでは一切ふれません

代わりに今日書こうと思ったのは、本当にありがたいと思った話

理屈と感覚は違うな~と感じました

じつは先日、長男が手術を行いまして無事に帰ってきました

と言っても、そんなに重篤な手術ではなく、脱腸の治療で一泊二日で帰ってきました

初の全身麻酔での手術だったので、事前にお医者さんには、もちろん万が一という可能性はなくなりませんが、ほぼ大丈夫ですよ、と助言をいただいておりましたが、実際には心配と安心のハザマで動いておりました

いざ手術が終わって迎えに行くと、麻酔が覚めるのに興奮状態になっていて、泣くわ暴れるわで「お父さん、ベットに入って抱きかかえてください」と言われ、そのまま1時間ほど息子の相手をして格闘しておりました

まだまだ小さな子供とおもっていたのですが、予想以上に力が強くなっており、あちこち引っ掻かれ、ぶつけられました

こんなに力が強くなっていたのか、と場違いながら、息子の成長が嬉しいような、もっと穏やかにしていてほしかったような(笑)

疲れ切って、再び眠ってしまった息子の顔をみて、やっと落ち着くと同時にちょっと後悔が浮かんできます

主治医の先生に、術後お礼を言いたかったのですが、息子の暴走でドタバタだったので、碌に言葉を交わすこともできなかったのです

結局、主治医の先生には退院して1週間後の検診まで、言葉を伝えることができませんでした

会えた時に「ありがとうございました、おかげで元気に過ごしています」と伝えると「手術自体は簡単ですから、お気になさらず」と返していただきましたが、理屈で簡単なのはわかってはいましたが、実際体験してみると思うことは一つで、無事に完遂してくれて、本当にありがたいと思いました

やってくれている本人は慣れたこと、簡単なことでも、受けている側というのは全く違う受け取り方になるんだなと、改めて感じさせられました

今は簡単な手術でも、それは昔からたくさんの人がいろいろ試行錯誤して残してくれた結果なんだと、肌身で感じました

やはり、理屈と感覚違います

できれば息子たちにも、理屈は理解していても、人の感覚が感じ取れる優しい子になってくれたらというのが、、、、高望みでしょうかね(笑)

話は変わりまして、光明寺のことです

今月も無事に21日の護摩のお勤めを終えることができました

そして、早くも12月の頭が迫ってきました

光明寺の柴燈護摩が迫っております

今年は12月8日の11時から行う予定であり、そのために日々準備を進めております

住職が道の整備に、広場の掃除と大忙しです

私はというと二人目の子供の関係で、なかなか思うように時間が取れず、現状は住職に任せっきりになっていますが、ここからの仕上げはなんとか手伝って、本番に臨みたいと思っております

また次の更新は柴燈護摩の報告になるかな、と思っています

二人目の子どもは無事に生後1か月を迎えまして、元気なのですが、寝ない子です

可愛いのですが、、、寝ない子です(笑)

そのうち寝てくれると期待して、子育てがんばります

皆様お久しぶりです

随分と長い間更新をさぼっておりまして、申し訳ありません

実はこの間に子供が二人に増えました

10月23日に無事産まれてきてくれて、我が家は賑やかな6人家族となりました

この半年間は妻の悪阻もあり、なかなかブログまで手が伸びない状況でしたが、出産が終わって気持ち的にも、なんとか物書きが手に着く状況となりました

光明寺の状況はといいますと、この春よりコロナで中止しておりました団体参拝を復活させました

長らく時間が空いたので、せっかくですから四国のお遍路参りに行こうと公募を募ったところ、たくさんの方に申し込みをいただきまして、1回より2回、2回より3回目の方が人数が増えていっているという状況です

今は徳島県をお参りし終えまして、次からはいよいよ高知県に入って行こうかというところです

この団体参拝を始めるにあたり、私もマイクロバスを運転可能なように免許を取り直しまして、運転手は私という形で行っております

基本日帰りで行っているのですが、今度から高知県に入るということで、どこまで日帰りでいけるか?と頭を悩ましながら計画を立てております

前回光明寺で行ったのが平成17年のときですが、その時とはやはり顔ぶれが一新しておりまして、世代交代とはこういうことなんだな、と感じながら行っています

バスの道中で住職が「回向」についてのお話しをしましたが、読み方は「えこう」です

回向とは思いを届けて巡らせるという意味で、私たち僧侶からすると馴染みの深い言葉になっています

お仏壇に向って手を合わせるのも回向といいます

これは亡くなった方への思いを届けて、それだけで終わらせず、生きている私たち皆に良いご縁として巡っていきますようにとお勤めをしています

二人に増えた子供ですが、まだ生後1週間の弟が泣いていると、お兄ちゃんがだれに教えられているわけでもなく、頭をなでて、自分の宝物のどんぐりを分け与えています

まるで「これあげるから泣き止めよ」と言っているように

こんな姿こそ「回向」だなと感じさせられました

お兄ちゃんの優しさを受けて大きく育って、今度は弟が他の人に優しい思いを向けてあげてくれれば、思いは繋がっていくと感じました

子育てはこちらが教えらが教えられることが、ホントに多いです

これからも更新と子育て、そしてお寺のことと頑張っていきます

また閲覧していただけると嬉しく思います

お久しぶりです

題名のとおり久しぶりの投稿でございます

おサボりの期間がありまして、なかなか更新できず申し訳ありません

4月4日に光明寺では土砂加持法要という一大行事が行われて、たくさんのかたにお参りいただきました

今年は、2年ぶりとなります神戸の田中僧正に法話の依頼をしたところ、快く引き受けていただき、再びの登場となりました

前回のお話、東日本大震災のご経験をもとにされた、個々人の役割というお話が非常に好評でしたので、光明寺の檀家さんも多数の方が「また会いたい」と言って心待ちにしておりました

今回もつかみはバッチリの田中僧正のお話は、皆んなの反応もよく、最初は笑いに溢れて、そこからだんだんと深いお話に入っていき、最後には亡くなったおばあちゃんの話をされたところでは、みんなが感動のあまり涙を流しながら聞くという状態でした

私もお話を人前で行う身なので、田中僧正の観客を引き込む力を目の当たりにして、いつかはこうなってみたい、と思う最高の時間だったように思います

話は変わりますが、三月に能登半島に行ってきまして、現地のお寺へボランティアに入りました

作業内容は主にゴミの運びだしと掃除でしたが、人数がいれば簡単な作業ですが、その人数が揃わないために作業ができていないという状況でしたので、少しでもお力に慣れたら嬉しいと思いながら作業に当たりました

ニュースを見でみていた通りの惨状を目の当たりにして、被災した人たちの少しでも早い復興を祈らずにはおれない気持ちと、自分の住んでいる場所でなくてよかったという気持ち、両方が出てきて複雑な思いです

無事であればこそ出来ることがたくさんある、そう自分に言い聞かせながらの作業は身が入りました

今後、私のお寺の周辺でも、募金活動や再びのボランティアを行う機会があるはずです

可能な限り精力的に参加して、手助けができればと思います

現地に赴いて、普通に道路が通れて、水が飲めること、またトイレなどの生活施設が当たり前にある現状が、奇跡のようにありがたいものだと改めて実感しました

普段の生活を送れるように頑張ってくれている方々にも、改めて感謝して日常生活を送りたいと思います

二歳になる息子は、イタズラを覚えだしたようで、写真はおじいちゃんの老眼鏡をこっそりかけていました

今月から私が行なっている夜の護摩を土曜日に移します

基本は月末の土曜日に6時から行う予定ですので、お参りしたい方は是非ご参加ください

今月は4月27日です

二月は節分が終わりまして暖かく

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

2月だというのに、もう春が来そうな気温の日々が続いておりますが、みなさんのお体はお加減いかがですか?

冬が温かいと、外での作業がとっても楽なのでありがたい反面、夏の猛暑までこの暖かさが影響するのではないかと、少しおびえる日々を過ごしております

今年の節分も沢山のお参りの方が来てくださいまして、非常にありがたく楽しい時間でした

今年はコロナが始まって以来、来ることが叶わなかった広島の安楽坊さんも4年ぶりに参加してくださいまして、賑やかに皆様の一年のお札を作ることが叶いました

節分が終われば、直ぐに第二日曜日の奥の院の護摩がやってきて大忙し

なんとか準備を整えて、開催にいたりました

その間に我が子が2歳の誕生日を迎え、親族一同集まってお祝い・・・騒ぐ口実ですね(笑)

今年は珍しく、光明寺に大量のお坊さんが終結

研修会を行い、みんなで自分たちの研鑽を行うのですが、普段は姫路あたりで行っているのですが、赤穂で行うことになると皆が「遠い~」と言いながら来てくれました

・・・本当に播磨地域というと広いので、単純に移動だけで大変です

21日の護摩は、さすがにお参りの方も少な目です

2月は節分で皆さん、たくさん来られていましたからね

でも、私が行っている夜の護摩には、嬉しいことに近所の子供たちが来てくれるようになりました

昼の護摩とはまた違った雰囲気で、ワイワイしております

年末ぐらいから、お寺の下の老人ホームにボランティアという形で慰問にいっておりまして、今月も行ってきました

皆さんにこやかにお話しを聞いてくれて非常にありがたく、贅沢な時間を過ごさせてもらっています

遅ればせながら、おめでとうございます

みなさんあけましておめでとうございます

随分更新が遅くなってしまいましたので、1月にあったことを纏めて書いていこうと思います

今年は年の初めからいろいろなことが起こりまして、皆さんもとても忙しい年明けになっているかと思います

能登半島地震は元旦に起こりまして、私も最初理解が追い付きませんでした

被災された方々には、一刻も早い復興の手が届くことを祈っております

お寺側としても、高野山が災害対策部署を立ち上げまして、全国の真言宗寺院から寄付を集めています

集まったお金は、復興支援団体に寄付されるとともに、私たちお坊さんができる復興支援の元手として活用されていく予定です

直接現地に入ってのボランティアなどは、もう少し近場のお坊さんが行うでしょうが、私たちにできる活動を行っていきたいと考えております

私ができる直近の行動として、やはり毎日祈るという事が大事と感じております

募金でお金を、お祈りで思いを、両方を送るのが私の活動です

また時間がたてば、できることが出てくるでしょうが、今はこの二つを大切にしたいです

話は光明寺に戻りまして、年始の始めは2日、3日と私たちが歩いて檀家さんのお家(有年地区に限る)を訪問して、玄関先で挨拶と共に、一年の無事を祈念してお経を唱えます

今年は我が子が送ってくれました

第二日曜日には奥の院で護摩のお勤めが開催されて、年始初めてでしたので、みなさん多くの方がお参りにこられました

私はうっかり写真を撮るのを忘れてしまいまして、状況をお伝え出来ないのが残念です

良く晴れた晴天のいいお天気のなか、みなさん冬の登山?といえるレベルではないですが、歩いて上がってこられて、一緒に被災者の人たちの為に手をあわせて、お祈りしておりました

21日は光明寺本堂での護摩、並びに皆さんでお大師様にお勤めをする大師講の日です

30人以上の方がお参りにきてくださり、本堂は一杯の超満員

護摩のお勤めが終わった後に、本坊へ移動

住職がお釈迦様の亡くなられた、涅槃図を題材にして仏教のなりたちや私たちの生活で守っていく、「心の修行」となる戒律にたいしてのお話しなどを行いました

話の最後には仏教クイズも飛び出し、意外にも好評だったので、次回もまた行うかもしれません

今年最後の投稿です

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

一気に寒くなってきましたね

今月の護摩が行われた21日は、ずいぶん冷え込みが激しい日になりまして、このブログを書いているときは雪が舞っております

見るのは風情がありますが、護摩の片づけなんかの外仕事は骨身にしみます

こんな日は是非とも炬燵から出ずにおりたいものですが、なかなか状況が許してくれません

もう本堂の前の銀杏は全て葉が落ちてしまい、少し寂しい雰囲気ですが、今月も月令の護摩は無事に行われました

ほんの1週間前はこんな感じでしたが、あっという間に落ちました

一年の最後の21日は、もうここに書くのも何度目でしょうか?

終い大師と言われていまして、京都などではわりと賑やかな縁日が開かれます

光明寺では、いつもと変わらず夢前の真楽寺さんご協力のもと行われました

護摩が終わった後の住職の話の中で、来年の展望についてありましたが、来年はコロナ以来中止していた団体参拝参りを再開したいと思っておりまして、四国88か所参りをスタートできればと考えております

ちょうど妻も結婚してからまだ四国参りは行ったことがなかったので、渡りに船

皆さんと行きたいなというのが本音です

真楽寺さんは今年から四国参りに檀家さんを連れていかれていたようなのですが、やはり何回四国に行っても「ありがたいなぁ」と思って帰ってこれるとのこと

四国参りに初めての方を連れて行くと、現地でいただくお接待にびっくりされます

見ず知らずの人たちからたくさん貰うので、びっくりするのは当然のことです

「お寺さん、この貰うものはいただいてもええんでしょうか?」

そんなふうによく聞かれたそうです

そしたら真楽寺さんは、なかなか洒落の効いた答えを返します

「全部もらってください、断ったらいけませんよ。たとえ、美味しくなさそうなミカンでももらってください」(笑)

その後に理由もちゃんと教えてくれます

「お接待をくださる人は、受け取る人に渡しているんじゃないんです。四国遍路を参って修行している皆さんの後ろには、お大師様が必ず付き添ってくださっているので、そのお大師様にお供えしているのです。だから、お接待を断ると、用意してくれた人の修行の邪魔をすることになってしまうから、必ず受け取って、ありがとうといってあげてください」

この言葉が全てで、私も真楽寺さんの話を聞いていると、以前に回った四国のことが懐かしく、また行きたくなってしまいました

四国に行くと、しんどい時、楽しい時、いろんなときにお大師様が現れてくれます

もちろん様々な姿を借りて現れるので、遍路が終わった後に、思い返してみると、あの人がお大師様の代わりだったのかな?と気づくような感じですが、必ず来てくれます

それを純粋な心で受け止めれるかどうかで、四国遍路の修行の成果は人によって全く無駄になる人もいれば、とっても糧になる人もいます

是非光明寺で、一緒に遍路修行に行ける人は、修行を積んでいただいて、楽しく身になる四国の旅を作っていきたいと思います

また案内を出したときは、皆様の参加をお待ちしております

ちなみに、檀家の方に限りませんので、興味あったら皆さん誘って参加してください

年が変わるまで後2週間ほどです

体調に気を付けて、新年の用意を頑張ってくださいね

柴燈護摩 無事勤修しました

みなさんこんにちは、副住職の隆照です

もう早いもので、年の瀬が近づいてきまして、一つまた一つと行事が終わっていきます

今年で3回目になります光明寺奥の院の柴燈護摩も、天気の心配もなく、ケガもなく火事もない素晴らしい終わりを見せてくれました

3回目ともなれば慣れてきて、ずいぶん余裕が出てくるのかと思いきや、慣れたが故に、あれもしたいこれもしたいが出てきてしまい大忙し

今年は秋のお彼岸が終わったぐらいからでしょうか、住職と暇を見つけては奥の院へ上がり、お互いツナギを着て、チェンソーを持ち、ショベルカーを動かして木を切ること・・・大小合わせると40本ほどの伐採になったでしょうか

皆さんが奥の院に上がってきてくれた時に、感動できる空間を作ってあげたいという思いだけで、ずっと土木工事に勤しんでおりました

写真ではわかりずらいでしょうが、その作業の甲斐あって随分と明るく日差しが差し込んでくれるようになったので、個人的には満足です

来年への伐採計画も、だんだんと青写真が上がって参りましたので、もっと良い場所を作って、お参りの方々も奥の院の竜神さまも、みんな喜んでくれたらと思っております

そして11時開始の時間がくれば、去年よりもたくさんのお参りの方が上がってくるわ、上がってくるわ

近所の子供たちも沢山来てくれて、そこいらじゅうを走り回っておりました

家の子供も連れてきたのですが、近所のお姉ちゃん(5~8歳)たちが皆面倒を見てくれて…ほんとに助かりました

我が子だけでなく、小さい他の子たちも皆巻き込んで面倒を見てくれていたので、親たちは大助かり

やはり、子供は子供たちの中で育っていくんだな~と痛感しました

忙しくて遊んでいる写真は撮れなかったのですが、代わりに始まる前の腹ごしらえの写真です

温かい気候の中で、無事に行うことができ、心配していた風が吹くこともなく終わってくれた、これが竜神様のお力添えあってのことかもしれません

いろいろなことがあった一年でしたが、今年は去年以上に早く感じました

コロナが落ち着いたというのもあって、様々な行事が再開されたのもあったのでしょう

あっという間に時間が流れていく中で、自分自身の力及ばず、何もできなかったという状況の多かったこと

思い返すとよく出てくるのは、自分自身の不甲斐ないことの多さで心が挫けそうになりますが、そこで考えるのを辞めず、もう少し思い返してみると、同じぐらい嬉しいこともたくさんあり、また繋がってくれたご縁の多種多様さに、折れそうになった心が今度はまっすぐ立ち直ります(笑)

ほんとおかげ様です

自分の力で解決できることの方が少ないなかで、なんとかかんとかやっていけているのは、光明寺の本尊様に守られ、また関係のある皆様に守られているからなんだと思います

今年一年の反省と、そして感謝をこの12月中におこなって、来月は新しい年ですから、新年に備えていきたいですね

11月は若嫁日記

皆さんこんにちは、副住職の隆照です

今年はなかなか寒くならず、そしてカメムシの大量発生という困った事態に頭を悩ませています

皆さんの住まいはどうですか?

光明寺は、新しい建物はさすがというべきでしょうか、ほぼ侵入しません

ですが、古い区画になったり、お堂の中になれば壁はあっても隙間だらけなので、もうそこいらじゅうにわんさかですw

画像をお見せするのが一番早いのですが、カメムシが大量の画像は、インパクトが強すぎて気分が悪くなる人の方が多いだろうと思い自重します

今月は私のほうが忙しかった関係で、前半の更新ができていませんでした

その間にお寺の新聞が発行されたのですが、今月は妻が初めて新聞の記事を執筆しましたので、それを見てもらおうと思います

以下原文

若嫁日記

 枯葉舞い散る季節となりました。お寺を支えてくださっている皆様方に、まあるい心を通じてご挨拶できる事を大変嬉しく思います。

今月で私も光明寺に嫁いで丸3年となりました。お寺での生活初日の夜、住職に言われた言葉があります。『義両親に気に入ってもらわなければ!と頑張らなくてもいい。本尊さんに気に入ってもらえるように、ご先祖様や周りの方々に思いを寄せて毎日一生懸命手を合わせる事。』在家からお寺に嫁いだ私にとって、この言葉は本当に印象的でした。そして今でも私の中で大切な言葉となっています。

 ご先祖様や周りの方々を想い浮かべ、手を合わせる。自己の仏心に手を合わせ、毎日のご縁に感謝する。住職や副住職、義母はもちろんですが、何より皆様方から日々学ばせて頂いております。当時は不安と緊張でいっぱいでしたが、家族のように暖かく接してくださる皆様に助けられ、気づけば3年が経っていました。改めて手を合わせ、心から皆様に感謝申し上げます。今後も精進して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

 私事ですが、嫁ぐ前は福祉美容師として働いておりました。この仕事が本当に大好きで、今年の春から副業として復帰致しました。空いた時間を使い病院や施設、個人のお宅に訪問し、美容室に行く事が困難な方の散髪をさせて頂いております。その為、お寺で皆様にご挨拶できる機会が以前よりは少なくなりますが、お会いできる日を楽しみにお待ちしております。また、美容室に行く事が困難になりお困りの方がおられましたら、勤務先の会社を介しての訪問にはなりますが宜しければご相談下さい。

今年も残り約2ヶ月。皆様にとってご縁溢れる日々でありますように。合掌。

気が付けば、もう結婚3年もたっていたのかとびっくりです

ありがたいことに、読んでいただいた檀家の皆様からは良い御声を頂きまして、妻もホッと胸をなでおろしておりました

今月の光明寺の行事の写真です

私がやっている夜の護摩も、過去最大の可愛らしいお参りのメンツが来てくれました

もうこの日は子だもたちだけだったこともあり、普段の静かな護摩とは一変

キャッキャと笑う声の鳴り響く、賑やかなお勤めでした

お祈りは静かにしないと、と思う方もいるでしょうが、私はこれが好きですね

周りの煩さに流されることなく、集中してお勤めができるのも修行の成果ですw

難しいことは私たち僧侶が行えばいいのです

周りの子供たちや皆さんは、ワイワイキャッキャでいいのです

というわけで、夜の護摩はいつでもお参りの方を歓迎します

檀家さんでなくても、参加費用もいりませんし、手ぶらで良いですよ

21日の6時から7時の間でおこなっております

・・・自分で書きながら、なんかの勧誘みたいに感じてきました(笑)

まぁそれぐらい気軽にどうぞということです

今月は妻の文章がしっかり載っているので、私はこれぐらい適当に書いて終わりたいと思います

それでは皆様また次回!