皆さんこんにちは、副住職の隆照です
去年を超える猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか?
記録的な猛暑の中、ただでさえ熱いのに、我が家はいたずら小僧二人のおかげでさらにヒートアップしております

写真は、定番のいたずら「化粧台荒らし」を現行犯で捕まえたときです。
1歳半にして、いろんなものに興味が尽きないようで、ダメよと言う場所にしか行ってくれません(笑)。
なかなか目が離せない毎日ですが、何でも触って、何でも確かめてみたいという気持ちは、この時期ならではのものなのかもしれません。
片付けたそばからまた散らかされ、注意したそばから別のいたずらが始まる……。
こちらは毎日追いかけ回されていますが、そんな姿を見られるのも今だけと思えば、これも子育ての楽しみの一つなのかなと思います。
今日も元気いっぱい、我が家の「暴君」は家中を探検中です。
さて、そんな子どもたちと過ごす中で、毎年この時期になると思い出す風景があります。
お盆といいますと、ご先祖様が帰ってこられる時期です。
我が家では毎年のように、この時期になるとトンボが子どもたちのところにやってきます。
子どもの肩や手に止まり、しばらくじっと様子を見て、そしてまた飛び去っていく。
そんな姿を見ていると、なんとも不思議な気持ちになります。
昔から、お盆の時期には、羽のついた虫などにご先祖様が乗り移り、子孫の様子を見に来られるという言い伝えがあります。
もちろん、これが本当なのかどうかは分かりません。
それでも、子どもたちのところに毎年のようにトンボがやって来て、しばらく様子を見て飛んでいく姿を眺めていると、「もしかしたら、本当にそうなのかもしれないな」と思わされます。
日本全国、それぞれの地域に、それぞれのお盆の風習があります。
ご先祖様を迎える形も、送り出す形も、きっと地域によってさまざまなのでしょう。
けれど、その根っこにあるものは、亡くなった方を思い、今を生きる私たちとのつながりを感じることなのかもしれません。
亡くなった方は、お盆になると、気にかけている家族や親族のもとへ帰ってきて、何かを伝えてくださる。
私は、そんなふうに考えることもできます。
先ほどのトンボも、私にとっては、亡くなった祖父や祖母が、自分たちのひ孫である子どもたちの様子を見に来てくれている姿なのではないかと、勝手ながら感じています。
もちろん、これが「正解」というわけではありません。
お盆にご先祖様を感じる形に、決まった答えはないのだと思います。
懐かしい声を思い出す人もいれば、写真を眺めながら故人を思う人もいる。
ふとした風景や、風の匂い、虫の姿に、亡くなった方の気配を感じる人もいるでしょう。
皆様がそのときに感じられたものこそが、その人にとってのお盆なのだと思います。
今年のお盆も、どうかご先祖様の気配を少し感じながら過ごしてみてください。
とはいえ、今年も大変な暑さです。
お墓参り一つをとっても、暑さは身体への大きな負担になります。
どうか無理をなさらず、ご自身の体調を第一に。
ご先祖様と一緒に、暑い夏の日々をゆっくりとお過ごしください。
