皆さんこんにちは、副住職の隆照です
今年は色々と世間が賑やかになっていると感じているお坊さんです
皆様色々思うところはあるでしょうが、このブログでは一切ふれません
代わりに今日書こうと思ったのは、本当にありがたいと思った話
理屈と感覚は違うな~と感じました
じつは先日、長男が手術を行いまして無事に帰ってきました
と言っても、そんなに重篤な手術ではなく、脱腸の治療で一泊二日で帰ってきました
初の全身麻酔での手術だったので、事前にお医者さんには、もちろん万が一という可能性はなくなりませんが、ほぼ大丈夫ですよ、と助言をいただいておりましたが、実際には心配と安心のハザマで動いておりました
いざ手術が終わって迎えに行くと、麻酔が覚めるのに興奮状態になっていて、泣くわ暴れるわで「お父さん、ベットに入って抱きかかえてください」と言われ、そのまま1時間ほど息子の相手をして格闘しておりました
まだまだ小さな子供とおもっていたのですが、予想以上に力が強くなっており、あちこち引っ掻かれ、ぶつけられました
こんなに力が強くなっていたのか、と場違いながら、息子の成長が嬉しいような、もっと穏やかにしていてほしかったような(笑)
疲れ切って、再び眠ってしまった息子の顔をみて、やっと落ち着くと同時にちょっと後悔が浮かんできます
主治医の先生に、術後お礼を言いたかったのですが、息子の暴走でドタバタだったので、碌に言葉を交わすこともできなかったのです
結局、主治医の先生には退院して1週間後の検診まで、言葉を伝えることができませんでした
会えた時に「ありがとうございました、おかげで元気に過ごしています」と伝えると「手術自体は簡単ですから、お気になさらず」と返していただきましたが、理屈で簡単なのはわかってはいましたが、実際体験してみると思うことは一つで、無事に完遂してくれて、本当にありがたいと思いました
やってくれている本人は慣れたこと、簡単なことでも、受けている側というのは全く違う受け取り方になるんだなと、改めて感じさせられました
今は簡単な手術でも、それは昔からたくさんの人がいろいろ試行錯誤して残してくれた結果なんだと、肌身で感じました
やはり、理屈と感覚違います
できれば息子たちにも、理屈は理解していても、人の感覚が感じ取れる優しい子になってくれたらというのが、、、、高望みでしょうかね(笑)
話は変わりまして、光明寺のことです
今月も無事に21日の護摩のお勤めを終えることができました
そして、早くも12月の頭が迫ってきました
光明寺の柴燈護摩が迫っております
今年は12月8日の11時から行う予定であり、そのために日々準備を進めております
住職が道の整備に、広場の掃除と大忙しです
私はというと二人目の子供の関係で、なかなか思うように時間が取れず、現状は住職に任せっきりになっていますが、ここからの仕上げはなんとか手伝って、本番に臨みたいと思っております
また次の更新は柴燈護摩の報告になるかな、と思っています
二人目の子どもは無事に生後1か月を迎えまして、元気なのですが、寝ない子です
可愛いのですが、、、寝ない子です(笑)
そのうち寝てくれると期待して、子育てがんばります